大胡神社

群馬県 大胡駅

ナビに従って行くと、細い山道を上がって神社裏手に到着。かつての大胡城址に鎮座し、大胡城を鎮護していました。私が住んでいた頃はこの辺りは前橋市ではなく、大胡町だったはず。平成の大合併によるものでしょう。まだ地名が残っているだけいいかもしれません。こちらの神社も明治政府の政策により付近の神社が合祀されています。社殿裏にある石祠はその時に移設されたのかもしれません。境内は良い具合に苔生していて雰囲気が好きです。誰も居ない境内をゆっくり廻りました。社務所でお声がけして書き置きの御朱印を戴きました。

大胡城の守りとして城の北側に位置する神社です。
大原福太郎の和算の算額が奉納され、これは県内で唯一とか。
境内の大きなムクロジの木が堂々と立っていて、変わりゆく歴史を見守ってきたかと思うと神妙な気分になります。風で揺れる木々の音と野鳥の鳴き声が沁み入ります。

子どもの頃の思い出が蘇るような懐かしい母屋が社務所でした。おばあちゃんが申し訳なさそうに書き置きで、とおっしゃいましたが、頂けるだけで感謝致します。参道下には駐車場がなく、神社裏手に停めました。階段をかなり登る参道です。