あたゆたじんじゃ
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阿多由太神社ではいただけません
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阿多由太神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年09月20日(火)
参拝:2022年8月吉日
【飛騨國 式内社巡り】
阿多由太神社(あたゆた~)は、岐阜県高山市国府町木曽垣内にある神社。式内論社で、旧社格は郷社。祭神は大歳御祖神。本殿は国指定の重要文化財。
創建は不詳。『日本三代実録』867年条に神階奉授の記載がある。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「飛騨國 荒城郡 阿多由太神社 小」の論社となっており、その他の論社としては中宮神社(飛騨市高山市古川町杉崎の大歳神社に合祀)がある。江戸時代には「権現宮」と称されていた。江戸時代後期の調査により式内社の「荒城神社」とされたが、再調査の結果、式内社の「阿多由太神社」であることが判明し、「阿多由太神社」と改称した。
当社は、JR高山本線・飛騨国府駅の北方1kmの、荒城川の北岸すぐの小高い場所にある。荒城川の南岸にある入口から大きな神橋を渡っていくさまは、伊勢神宮・内宮の五十鈴川に架かる宇治橋を想起させる。古木に包まれた境内は、大きめの郷社のサイズ感で、本堂、境内社、社務所以外には建物などはなく非常にシンプル。
今回は、飛騨國の式内論社であり、本殿が国指定の重要文化財であるため参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分たち以外には他に参拝者はいなかった。
境内南端入口の<一の鳥居>と<社号標>。荒城川の南岸にあって、境内は北岸にある。
鳥居をくぐってから北に少し進み、荒城川北岸の境内に向かうため<神橋>を渡る。
これだけ川幅のある川の<神橋>は、伊勢神宮・内宮の入口の<宇治橋>以来かも。(o^―^o)
天気が良かったせいもあるが、神橋上から景色を眺めると、とっても清々しい気持ちになる。
神橋上から境内全景。真っ直ぐの高木の間から社殿が覗く。
境内入口の<二の鳥居>。境内は階段の上の一段高い場所にある。
二の鳥居前から右後ろを振り返ると<手水舎>。
階段を登ると正面に<拝殿>全景。躯体の暗めの色合いがシックな佇まい。
拝殿前左側の<狛犬>。角があって、耳が立っていて、尻尾が太い(北海道風?)のが特徴。割と新しそう。
拝殿前右側の<狛犬>。こちらは尻尾は太いが、角なし、たれ耳。
<拝殿>正面。扁額などは掛かっていない。書置きの御朱印が置いてある。
<拝殿>内部。
拝殿から振り返って境内全景。きれいに掃き清められていて気持ちが良い。(o^―^o)
拝殿に向かって左手にある境内社。ガラスの中に小さな社、随神像一対、狛犬一対が収められている珍しいもの。社名は表示が見当たらない。
拝殿の左側にある<祖霊の社>。
社殿の右側に廻って、拝殿後ろの<本殿>。見えるのは覆屋で、国指定の重要文化財である<本殿>が中に収められている。
こちらが<本殿>の写真。二の鳥居近くの日本遺産の看板から借用。
<本殿>は、室町時代後期の建立で、三間社見世棚造、こけら葺。
<本殿>は、室町時代後期の建立で、三間社見世棚造、こけら葺。
本殿の右側の小高い場所に、真っ赤な鳥居があるので向かってみる。
こちらは江戸時代後期の建立で、高山市指定文化財になっている。
よくよく躯体を眺めると、かなり精密な彫刻が施してある非常に美しいもの。
このレベルの手の込んだ小社殿はなかなか見ない。(;゚Д゚)
このレベルの手の込んだ小社殿はなかなか見ない。(;゚Д゚)
稲荷神社の右手(東側)にある建物。
境内東端に、社殿に向かって建っている<社務所>。
社務所から見た<社殿>全景。
最後に、<社殿>全景。社務所は無人だが、境内は綺麗だし、書置きご朱印も置いてあるし、
かなりきちっとされている。素晴らしい! (^▽^)/
かなりきちっとされている。素晴らしい! (^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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