真宗大谷派
照蓮寺へのアクセス
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駐車場に関する投稿
【飛騨國 古刹巡り】
照蓮寺(しょうれんじ)は、岐阜県高山市堀端町にある真宗大谷派の寺院。山号は光曜山。本尊は阿弥陀如来。別称は「中野照蓮寺」。本堂は国指定の重要文化財。
寺伝によると、鎌倉時代の1253年、親鸞の教えを受けた嘉念坊善俊が飛騨國白川郷鳩ケ谷に「正蓮寺」を建立したのが始まり。その後戦国時代にかけて飛騨國の浄土真宗は一大勢力となり、帰雲城城主・内ケ島氏と一時争うもの和睦し、飛騨國白川郷中野に伽藍を復興し、「光曜山照蓮寺」と改称した。1588年に飛騨國を治めた金森長近は、内ケ島氏と組んだ照蓮寺勢力の伸長を恐れ、高山城下(現高山市鉄砲町)に移転させた(高山別院照蓮寺)。
移転後も白川郷中野には正蓮寺開基善俊の墓と本堂が残り、「正連寺掛所心行坊」として存続したが、明治初めに本山に改称願を出し「照蓮寺」と公称した。昭和戦後の1961年に、所在地の白川郷中野が御母衣ダムにより水没することとなったため、現在地に移転し浄土真宗最古の現存建物で国指定の重要文化財となっている本堂も同時に移転した。なお、高山別院照蓮寺とは、直線距離で800m離れている。
当寺は、JR高山本線・高山駅の東方1kmの小丘の上の城山公園内、高山城址のすぐ北側にある。敷地の周りはひっそりとしていて、まずまず広めの境内とその前に大きな駐車場、裏手に稲荷神社がある。境内には本堂、鐘堂、庫裏などが建っているが、見どころは本堂1点。国重文というだけあって、風格を感じる立派な建物。
今回は、本堂が国指定の重要文化財であるため参拝することに。参拝時は休日の午後で、あいにくの土砂降りの雨のせいか、自分たち以外には参拝者は見掛けなかった。
境内南側から寺院全景。南側は城山公園の駐車場。
境内入口の<山門>。
山門をくぐったところからの眺め。石畳の参道の突き当りが<本堂>。浄土真宗の寺院では日本最古の建物。
室町時代の永正年間(1504年~1521年)の建立で、入母屋造 栩葺形銅板葺。
昭和35年に合掌造りで有名な荘川村から高山城二の丸跡に移築された。国指定の重要文化財。
山門をくぐったところの左手にある<鐘楼>。
山門をくぐったところの右手にある建物。変わった形をしているが何だろう?(。´・ω・)?
左奥に見える建物は<庫裏>。貼り紙によると、御朱印は最近やっていないみたい。涙
最後に、国重文の<本堂>全景。500年の歴史を有する建物が雨でしっとりした雰囲気を出している。(^▽^)/
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