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延算寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年05月05日(水)
参拝:2021年5月吉日
今日は大雨でしたが、岐阜市内の寺院を参拝しました。最初は岩井山 延算寺です。
高野山真言宗(準別格本山)で、本尊は薬師如来。本坊と少し東へ行った所に東院が在ります。
本尊は秘仏で、年に1回のみ5月5日に開帳されます。本坊本尊は「たらい薬師」、東院本尊は「かさ神薬師」と呼ばれています。
余談ですが、東院の前に田楽屋さんが2軒あって、過去に数回田楽を食べに行ったついでに参拝しておりました。田楽は安くて旨いです。(主なメニューは、豆腐田楽、芋田楽、五平餅、菜飯)
伝えによれば(昔話)、唐から帰国した最澄が因幡国の岩井で3躯の薬師如来を彫った内の1躯が飛来してきて、地元農民が用意した「たらい」の上に安置した事から「たらい薬師」と呼ばれるようになった。その後、この地を訪れた空海が薬師如来を祀る寺を造ったのが延算寺の始まりと云う。
また、小野小町が「かさ(天然痘)」を治すためにこの寺に籠り、霊水により治った。霊水の所に先の薬師如来を模した石仏を祀ったのが東院の始まりと云う。そしてこの薬師如来(石仏)を「かさ神薬師」と呼ぶようになったとの事です。
生憎の雨降りでしたが、年に1回の開帳ですから行かない訳にはいきません。(基本、雨降りに寺院参拝はしませんが。)東院側には駐車場がないため本坊へ向かいます。池の横の坂道を上がると稲荷社の前に駐車場があります。車を停めて本坊の山門前を先へ行くと毘沙門堂と鐘楼(石垣の上)が目に入ります。それから手水があって、本堂、最奥は大師堂です。(写真に雨が写っていますね。片手撮影のため傾いていますし。)
早速本堂に入ります。真ん中にある厨子が開帳され、本尊の薬師如来(重文指定)がお出ましです。堂内が暗いため厨子の前まで行って拝まさせて頂きました。平安時代中期作のシンプル且つ無骨な感じの立像です。参拝者が私を含めて3名と少なかったためじっくり観させて頂きました。厨子の両脇には日光、月光菩薩が、須弥壇の四隅には四天王が、更に左右に6躯ずつの十二神将が薬師如来を護っています。なかなかのものです。
本堂から出て、番をしていらっしゃる総代?の方に「御朱印は頂けますか?」とお聞きした所「ご住職が亡くなったばかりでまだ49日も過ぎておらず、今年は中止を考えたが行うことにした。よって御朱印が書けないため書置きになるがそれでも良かったら。」との事で書置きの御朱印を頂きました。また、「これまで開帳日に雨が降った覚えはない。涙雨だね。」とおっしゃってました。
本坊の庭園を少し見てから、東院へ向かいました。本堂の手前左側に小野小町を祀った小町堂
で手を合わせてから本堂へ。こちらも本尊の厨子が開帳されています。堂内は明るいのにさっぱり見えません。石仏だからです。「近くへ行っても構わないですよ。」と言われたのでお言葉に甘えて真ん前に行きましたが、お腹の前で手を合わせているなあ程度しかわかりませんでした。横に普段お前立ちの薬師如来坐像がありました。
高野山真言宗(準別格本山)で、本尊は薬師如来。本坊と少し東へ行った所に東院が在ります。
本尊は秘仏で、年に1回のみ5月5日に開帳されます。本坊本尊は「たらい薬師」、東院本尊は「かさ神薬師」と呼ばれています。
余談ですが、東院の前に田楽屋さんが2軒あって、過去に数回田楽を食べに行ったついでに参拝しておりました。田楽は安くて旨いです。(主なメニューは、豆腐田楽、芋田楽、五平餅、菜飯)
伝えによれば(昔話)、唐から帰国した最澄が因幡国の岩井で3躯の薬師如来を彫った内の1躯が飛来してきて、地元農民が用意した「たらい」の上に安置した事から「たらい薬師」と呼ばれるようになった。その後、この地を訪れた空海が薬師如来を祀る寺を造ったのが延算寺の始まりと云う。
また、小野小町が「かさ(天然痘)」を治すためにこの寺に籠り、霊水により治った。霊水の所に先の薬師如来を模した石仏を祀ったのが東院の始まりと云う。そしてこの薬師如来(石仏)を「かさ神薬師」と呼ぶようになったとの事です。
生憎の雨降りでしたが、年に1回の開帳ですから行かない訳にはいきません。(基本、雨降りに寺院参拝はしませんが。)東院側には駐車場がないため本坊へ向かいます。池の横の坂道を上がると稲荷社の前に駐車場があります。車を停めて本坊の山門前を先へ行くと毘沙門堂と鐘楼(石垣の上)が目に入ります。それから手水があって、本堂、最奥は大師堂です。(写真に雨が写っていますね。片手撮影のため傾いていますし。)
早速本堂に入ります。真ん中にある厨子が開帳され、本尊の薬師如来(重文指定)がお出ましです。堂内が暗いため厨子の前まで行って拝まさせて頂きました。平安時代中期作のシンプル且つ無骨な感じの立像です。参拝者が私を含めて3名と少なかったためじっくり観させて頂きました。厨子の両脇には日光、月光菩薩が、須弥壇の四隅には四天王が、更に左右に6躯ずつの十二神将が薬師如来を護っています。なかなかのものです。
本堂から出て、番をしていらっしゃる総代?の方に「御朱印は頂けますか?」とお聞きした所「ご住職が亡くなったばかりでまだ49日も過ぎておらず、今年は中止を考えたが行うことにした。よって御朱印が書けないため書置きになるがそれでも良かったら。」との事で書置きの御朱印を頂きました。また、「これまで開帳日に雨が降った覚えはない。涙雨だね。」とおっしゃってました。
本坊の庭園を少し見てから、東院へ向かいました。本堂の手前左側に小野小町を祀った小町堂
で手を合わせてから本堂へ。こちらも本尊の厨子が開帳されています。堂内は明るいのにさっぱり見えません。石仏だからです。「近くへ行っても構わないですよ。」と言われたのでお言葉に甘えて真ん前に行きましたが、お腹の前で手を合わせているなあ程度しかわかりませんでした。横に普段お前立ちの薬師如来坐像がありました。
すてき
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nomuten1059投稿
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