えいほうじ
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永保寺の御朱印・御朱印帳
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御朱印帳 | |||
参拝時間 | 入山可能時間 7:00~17:00
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電話番号 | 0572-22-0351 |
その他の巡礼の情報
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【虎渓山(こけいざん)永保寺(えいほうじ)】
本尊:聖観世音菩薩
宗派:臨済宗南禅寺派
開基:夢窓疎石(むそうそせき)(開創)元翁本元(げんのうほうげん)(開山)
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第40番~
永保寺は、漂泊の禅僧、夢窓疎石が開創した寺とされる。1313(正和2)年、夢窓疎石は弟子をひとり伴って甲斐(山梨県)から駿河(静岡県)へ行き、さらに遠江(静岡県)を通って美濃(岐阜県)につき、そして現在の永保寺があるあたりにやってきた。そこで疎石は山と川と奇岩が織りなす美しい場所を発見した。その景観に魅せられて、彼は中国廬山の虎渓にちなんで「虎渓山」と命名し、「古渓」と呼ぶ庵を結んだ。これが永保寺のはじまりで、このとき、同行していた弟子が、永保寺の開山となる元翁本元(仏徳禅師)だったという。永保寺は、疎石が30代の終わりごろ開いた寺で、疎石は、わずか3年ほどでこの地を去っている。
~『百寺巡礼 第四巻 滋賀・東海』五木寛之(講談社、2004)~
永保寺へは、五木氏と同じように虎渓公園側から西参道を下り入りました。途中、長瀬山の上のほうに疎石が坐禅を組み瞑想したといわれている坐禅石があるらしいのですが、案内板はありませんでした。聞いてみると、危険で今は手入れしていなくて行けないとのことでした。永保寺の全体が一望できると思っていたので残念でありましたが、それにしても自然の地形を生かした庭園がすばらしい立派なお寺でした。
【六角堂・梵音巌】
【西参道入口】
【西参道】
【観音像】
西国18番六角堂 頂法寺。西国33所の石仏が配置されています。
【境内】
~すれ違う人はほとんどいない。その静寂を破って川の流れる音が聞こえてきた。土岐川である。せせらぎに耳を澄ませながら石段をおりていくと、ぱっと視界が開ける。明るい陽射しのなかで、目の前に夢窓疎石がつくったという永保寺の庭園が現れた。お堂の前に広がる大きな池と、そこにかかる太鼓橋。そして、背後に見える断崖の奇岩。~
【石碑】
永保寺は、1339(暦応2)年に北朝の光明天皇勅願所とされ、経済的基盤が確立するとともに、開山元翁本元の門派が一流相続する独立的存在の門徒寺とされています。
【六角堂・観音堂】
【六角堂・梵音巌】
【無際橋】
~池には「臥竜池」という名前がつけられている。その中央にかかっている橋は「無際橋」という。ゆるやかなカーブを描いていて美しい。~
【無際橋】
~無際橋の中央に立ってみた。東には土岐川の渓流が流れ、西には長瀬山の岩壁が迫っている。橋の正面が北で、そこには観音堂がある。その左横には「梵音巌」という断崖がごつごつした岩肌を見せていて、細い滝が流れ落ちている。~
【無際橋から見る僧堂・坐禅堂】
【観音堂】
国宝。
【方丈】
【庫裡】
【大銀杏】
【無際橋】
【開山堂案内石】
【開山堂】
【開山堂記念碑】
【開山堂】
国宝。
【鐘楼】
【黒門】
【土岐川】
【御朱印】
臨済宗南禅寺派 虎渓山 永保寺
国指定名勝永保寺庭園をぜひ見てみたいと思って参拝。
JR中央本線「多治見」駅から歩くと30分ちょっと。
タクシーやバスに乗っても良かったのですが、途中の寺社にも寄りたい!と思ったので思い切って歩くことに。
ただこの日の気温はおそらく37~38℃。 熱中症アラートも防災無線で流されていて、当然街中は誰も歩いていませんでした。
永保寺に着くころには汗びっしょりになっていましたが、樹齢700年の大銀杏の下で汗が引くまでしばらく休憩。
そして本堂へお参り後、御朱印帳と御朱印2種をいただき、庭園内をゆっくりと散策させていただきました。
こんなに素敵な庭園に無料で入らせていただけるなんて!と感動しつつ、ここまで晴天にならなくても・・・と贅沢な愚痴をこぼしながら休日を満喫させていただきました。
<略縁起>~永保寺HPより~
山号は虎渓山。虎渓の名称は景色が中国廬山の虎渓に似ていることによるといわれています。
1313年(正和2年)土岐氏の招きを受けた夢窓疎石が長瀬山の幽境に庵居しこの禅寺を開創されましたが、1317年(文保1年)夢窓は同門の元翁本元(仏徳禅師)に寺の後事を託して上京されました。
1335年(建武2年)夢窓が臨川寺(京都)開山となられたとき、永保寺開山は元翁本元に改められました。
元翁の寂年は1331年(元弘1年)で、開山となられたときにはすでに遷化されていましたが、元翁の塔所である南禅寺正的庵末寺の五山派寺院として展開しました。
しかし文明期以後には衰微しましたが、江戸時代の1746年(延享3年)には末寺28ケ寺、孫末寺1ケ寺を有し、山内塔頭(たっちゅう)の輪番によって住持をつとめ護持されてきました。
現存する開山堂と観音堂は国宝に指定され、両堂には南北朝期から室町初期における歴代住持や檀那の位牌が納められ、開山堂には元翁本元と夢窓疎石の木像が安置されています。
絹本着色千手観音像(重要文化財)のほか、夢窓や元翁の墨跡など数多くの文化財を所蔵し、観音堂前の庭園は臥竜池と称する池に反り橋の無際橋が架かり、浄土教的庭園の様式を感じさせる名庭で、国の名勝に指定され、建築・庭園・墨跡など禅の美術で注目される禅寺です。
また近世末期には白隠慧鶴の一系に属する春応禅悦(霊機神応禅師)により僧堂が開かれ、雲水が禅の修行に励む臨済宗南禅寺派の専門道場(虎渓僧堂)を併設しています。
国宝の観音堂越しに永保寺庭園を一望
無際橋
臥龍池に架かる橋で、此岸と彼岸を結ぶ橋とされています。
左側が彼岸で観音堂があります。
無際橋を此岸側から。
もちろん実際に渡ることができます。
無際橋の中央には屋形があります。
順番が前後しましたが、県道381号線多治見八百津線の永保寺入り口交差点に建つ寺標。
ここから歩いて5分ちょっと。
車の場合は、少し進んだ左手(JR中央本線踏切手前)に無料の駐車場があります。
永保寺近くにあった獅子吼庭という庭園がありました
ようやく永保寺到着です。
まっすぐ進むか、左側から入るか迷った末にまっすぐ進むことに。
ここまで日陰がなかったため、吹き出す汗を拭いながらゆっくり進みます。
ちなみにさきほど悩んだ分岐点を左に進むと黒門とよばれる小さな門がありました。
方丈(本堂)
方丈内
虎渓山専門道場
臨済宗南禅寺派の雲水修行のための専門道場
天厨院(庫裡)
大銀杏
永保寺の開山である仏徳禅師が約700年前にお手植えされたそうです
鐘楼
御朱印などはこちらでいただきます
方丈前からの景色
国宝 観音堂(水月場)
正和3年(1314年)夢窓国師による建立。
永保寺ご本尊の聖観世音菩薩像が祀られています。
毎年3月15日に宝物公開されるそうです。
梵音巌
観音堂のすぐ横になります
梵音巌の上に建つ六角堂(霊擁殿)
千体地蔵が祀られているそうです。
六角堂
これ以上は近づけませんでした。
国宝 開山堂(僊壺堂)
文和元年(1352年)足利尊氏により建立とされています。
座禅堂
永保寺の東を流れる土岐川
帰り際、駐車場にある案内所でかき氷を食べて一服。
御朱印帳
永保寺の御朱印・御朱印帳の写真一覧(39枚)
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