小池神明神社の御由緒・歴史

岐阜県 関ケ原駅

当社の創建年紀は不詳であるが、秋葉神社を勧請し祀ったといわれている。日照りの時には関ケ原では町中廻り持ちで「雨乞い」をするこになっているが神神しく信仰するために神明神社を勧請された次第。
もともと当社は慶長五年（1600）関ケ原合戦時には現在地ではなく字西甲斐墓1950番地の丘陵に祀られていたが西軍の将島津維新は陣地として好適地につきこの境内を本陣として戦勝を祈願したといわれている。又嘉永六年（1853）火災にあい都合により隣地の現在地に移転し元の礎石は薩摩郡の使った井戸の側に残っている。
惜しいことに慶長以後の棟札が残っていたが、嘉永六年（1853）の火災で焼失してしまった。