薬師寺のお参りの記録(1回目)
岐阜県各務原市役所前駅

今回の3寺目は、岐阜県各務原市に在る川崎山 薬師寺です。2寺目の可児市から犬山市を抜けて、木曽川を渡った先です。
法相宗で、本尊は薬師如来(県指定文化財)。
奈良の薬師寺の別院になります。岐阜県に別院があるとはつい先日まで知りませんでした。

創建は1938年(昭和13年)。寺院としては新しいです。川崎航空機(現在の川崎重工業)の社宅街を作るにあたり集会所を建て、そこに精神修養の道場を設ける目的で(いかにも戦前らしい)、薬師寺の管主であった橋本凝胤(薬師寺勧進で有名な高田好胤の1代前の管主)に開山依頼し建立。薬師寺に在った薬師如来を移し、本尊としました。

航空自衛隊岐阜基地(各務原飛行場)の北に在ります。道がかなり狭く、近くをうろうろして何とか山門前に着きましたが、駐車場が見当たりません。(公式HPには駐車場有りと書かれているんだけど。）寺の南側は諦めて、北側へ廻ったら雄飛ケ丘保育園があり、先に10台弱の駐車場がありました。
境内の建物は創建後のものなので新しいです。本堂に入って下陣から拝観するも距離があり、大本山の奈良·薬師寺と同様に正月期間は吉祥天像(像と名がつくも本当は絵画)が真ん中に置いてありますので須弥壇の様子はよくわかりません。
寺務所で御朱印を頂く際にお聞きしましたら、本尊の薬師如来は4/29に開帳との事でした。4/29に時間が取れればまた訪れようと思います。