春季例大祭限定「亀石」
今回の絵では、亀石の苔むす美しさをモチーフに、石のウミガメが活き活きと泳ぐお姿として描きました。
いわき市はウミガメの産卵地の北限であり、ウミガメ信仰や昔話の題材としても知られています。
「亀石」
津波による遷座後も、亀石はあえて昔の低い地表のまま同じ場所に安置され、地域のお守りとして祀られています。
この亀石は、海岸に見られるような穴が多い自然石であり、地域の古くからの信仰と歴史を今に伝えています。
春の例大祭は「諏訪神社のお祭り」ですので、亀石をモチーフにすることで、その起源に思いを馳せました。
秋の例大祭は、「八幡神社のお祭り」です。
現在地の諏訪八幡神社
参道
拝殿
本殿
いわき市泉町の史蹟パンフレット。
「亀石」周辺は、現在工業地帯となり、地域の方々のお守りとして祀られています。
お仕事の邪魔にならないよう、平日を避けてお参りさせていただきました。