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おたきやじんじゃ

神炊館神社 ⁂奥州須賀川総鎮守⁂の御由緒・歴史
公式福島県 須賀川駅

ご祭神《主》建美依米命,建美名方命,建許呂命《合》誉田別命,宇迦之御魂命(朝日稲荷神社より)
創建時代1598(慶長3)年
ご由緒

 成務天皇の御代に初代石背国造として赴任した建美依米命は、まず社壇を築き新穀を炊いで天神地祇に捧げて政治の成功を祈願した。全国でも唯一の社名はこの故事に由来している。
 後世、当地を支配した二階堂氏は城郭内に諏訪社を建立し建美名方命を勧請した。慶長三年(1598年)会津城主上杉家の手厚い庇護のもと、新たに両神社を併せた社殿が造営された。正徳二年(1712年)正一位の位を授かり「岩瀬総社諏訪大明神」を称し、末社は郡内八十社に及んだ。今でも「お諏訪さま」として親しまれているのはこのためである。
 松尾芭蕉が「奥の細道」行脚の途次、元禄二年(1689年)4月28日に当社を参詣。
 明治十一年(1878年)現在の社名に複称。

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