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てんのうじ|臨済宗妙心寺派香積山

天王寺の御由緒・歴史
福島県 花水坂駅

ご本尊聖観世音菩薩
毘沙門天
ご由緒

香積山天王寺は福島県福島市飯坂町天王寺に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。案内板によると「 当山天王寺は大阪(難波)・谷中・富国の天王寺とともに日本四天王寺の一寺といわれ第31代用明天皇の開基と伝えられる。用明2年(587年)厩戸皇子(聖徳太子)が物部守屋を討たれ佛法眞密即ち佛の道を修める道場の1つとして建立された。当初は、天皇山天王寺と呼ばれ毘沙門天(北方多聞天)と千手観音・地蔵菩薩を安置したのに初まりという。平安時代文治5年(1190年)源頼朝の平泉攻めで大鳥城落城の時共に兵火により焼失、その後、法燈国師が当地を巡錫で訪れた際に再興、さらに、室町時代初期の応安7年(1375)、智鑑禅師により境内には七堂伽藍の堂宇が再建されています。中世以降、飯坂城の城主を歴任した飯坂氏が篤く庇護し、特に天正3年(1576)には飯坂宗康と春翁正堂和尚が中興し堂宇などを再建し宗康の菩提寺となっています。

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