かみつてんまんぐう
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上津天満宮ではいただけません
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上津天満宮のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年04月22日(土)
参拝:2023年2月吉日
【筑後國 式内社巡り】
上津天満宮(かみつ・てんまんぐう)(本山天満宮/もとやま・てんまんぐう)は、福岡県久留米市上津町字本山にある神社。旧社格は村社。祭神は菅原神。境内社の豊姫神社は式内論社。
創建は不詳。旧村社である天満宮で、明治時代の1910年に近くにあった無社格の天満宮を合祀している。当社の境内社の「豊姫神社」は、祭神として豊姫命を祀っているが、平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「筑後國 三井郡 豊比咩神社 名神大」の論社となっており、他の論社としては「高良大社」(福岡県久留米市御井町)、「豊姫神社」(久留米市北野町大城)、「赤司八幡神社」(久留米市北野町赤司)がある。
当社は、JR久大本線・久留米高校前駅の南東2kmの住宅街の中の小丘の上にある。小さな丘全体が境内のようで、その頂上近くに社殿等がある。境内サイズは、旧村社としては大きい。広い社殿周りの裏手に境内社ゾーンがあり、その中に式内論社の豊姫神社がある。ひときわ大きな石製祠で、両側にある他2社と合わせ、今まで見たことがない造形に思わずオーラを感じてしまう。
今回は、境内社である豊姫神社が筑後國の式内論社であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、近所住民と思しき人々が境内を通過していたが、それ以外には特に参拝者は見掛けなかった。
境内北端入口全景。住宅街の中の小山全体が境内になっている。地図上は「本山公園」とも示されている。
境内入口の<一の鳥居>。石製扁額には「天満宮」とだけ刻まれている。
階段を登って進むと<二の鳥居>。ここで参道は南向きから東向きに変わる。
参道が向きを変える位置にある<猿田彦大神>。
いよいよ神域が見えてくる。
階段左側の<狛犬>。エッジが効いた個性的な風貌。
階段右側の<狛犬>。
石製瑞垣で囲われた神域入口左側の<狛犬>。こちらもなかなか味が濃い。
右側の<狛犬>。
入口から社殿方向を望む。
入口入ってすぐ左手にある<北原神社>。
北原神社の右隣にある<手水盤>。
<拝殿>全景。渋い赤味の銅板葺屋根、オレンジ色の梁柱、立派な太い注連縄が特徴的。
拝殿内には多くの絵馬が飾られている。
拝殿に向かって左手(境内北側)には社務所のような建物が建っている。
<社殿>全景。なかなかのサイズがある。
拝殿後ろの<本殿>。屋根は黒色、躯体の柱等はやはりオレンジ色。
社殿右奥の眺め。ある意味、ここからがメインイベント。
この奥にお目当ての式内論社「豊姫神社」がある。
この奥にお目当ての式内論社「豊姫神社」がある。
豊姫神社の入口にある<鳥居>。かなり年季が入っている。
豊姫神社の社殿周り全景。
参道左側の<狛犬>。顔が大きく、江戸から明治の狛犬らしい狛犬。
参道右側の<狛犬>。台座も含め彫刻が細かく美しい。
石製祠3社。中央が<豊姫宮(乙姫宮)>、右側が<若宮八幡宮>、左側が<大神社>。
中央の「豊姫宮」のアップ。通常の石製小祠を倍ぐらいにして、しっかりと細工を入れた感じ。
直線と曲線のコントラストがキレイで、かなり美しい造形。(o^―^o)
直線と曲線のコントラストがキレイで、かなり美しい造形。(o^―^o)
祠内を覗いてみると、「豊姫神社」の表札と豊姫人形が。
豊姫神社の北側に並ぶ石製小祠群。それぞれ意外と大きい。
当社境内から見える大本山成田山久留米分院の「救世慈母大観音像」。
かなり目立つが、高さが62mもあるとのこと。
かなり目立つが、高さが62mもあるとのこと。
最後に、石製祠3社。全国千社以上の神社に参拝したが、今までに見たことがない造形にびっくり。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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