掘出稲荷神社のお参りの記録一覧
福岡縣護國神社の境内末社になります。
護國神社を参拝して、鳥居のところに案内の看板が出ており、「あなたの運を掘り出す神様」と書かれていたので、これは参拝しなければ!ということでお参りしました。
護國神社の鳥居を出て左側の参道を少し進んだところに鎮座されており、朱色の鳥居と背後の緑の木々が神々しく、少し緊張しながらの参拝でした。
<御由緒>
大正年間、旧福岡城跡は福岡歩兵聯隊の練兵場であった。
ある夜、一人の青年兵士の夢枕に男神が顕現あそばされ、次のような神託があった。
「吾は祐徳稲荷の弟なり。永き年月何処其処(不詳)に埋められたままである。吾を掘り出し祀らば、神力に依り数多の幸あるべし。 今こそ、吾を掘り出し吾を祀れ」
兵士はその神に拝礼し、翌日託宣通りの場所を掘り出した。 すると、いとも神々しい御神体が現れた。 兵士はすぐさま城内の清浄な場所を選び、御社を建てその神を祀った。
その後、この御社の崇敬者は年年に増し、その数は弐百四拾七世帯にも及び祭祀は隆盛を極めた。
然し乍ら戦後周知のとうり軍隊は解散、其に伴い祐徳の弟君を祀る御社を護る者も居なくなりその存在をも危ぶまれた。 多くの崇敬者等は此を憂い、祭祀を絶やしてはならないとの総意により正中宮(現福岡県護国神社)の境内に御遷座あそばすことを考えた。 故に昭和弐拾七年九月三日、兹に御鎮座に至ったのである。
言うまでもなく、稲荷神は五穀豊穣を司る神であり、又商売繁盛家運繁栄大漁満足をも司る神である。
尚、佐賀鹿島に御鎮座の祐徳稲荷神社は、日本三大稲荷の一つに数えられる御社である。
由緒書の裏に、さらに詳しい御由緒が貼られていました
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