いかづちじんじゃ
雷神社福岡県 一貴山駅
参拝自由
福岡と佐賀の県境にある脊振山系に属する雷山の中腹に立ちます。その名の通り雷神の住む山として信仰されており、史実にも日照りが続いた時に雨乞い祈祷が行われたと遺されています。雷山の山頂付近には千如寺奥の院と当社の上宮があります。
《注連柱》
注連柱には宣揚文というものがあり、建てる際に神様への願い事を刻みます。基本的には五穀豊穣や国家繁栄などが多いのですが、こちらは「霹靂響守内」とあり、雷から守ってもらうというような内容が書かれています。
《境内の大木》
👁チェックポイント‼️
境内にある巨木は樹齢が1000年を超えており、特に大きいのが銀杏と楓であるため秋の終わり頃にはキレイな紅葉が見られるそうです。ああでも掃除大変そうだなぁ…
《忠魂碑》
《灯籠》
屋根に使っている石が無加工に見えるほどに無骨…
《狛犬像》
なぜか左の吽行、下唇を噛んで「ぐぬぬ」な表情をしているように見える…
《拝殿》🙏
御祭神は5柱おり水火雷電神という方が居られますが、瓊瓊杵尊さまに比定されており、他の雷神社とは少し系統が違うようです。
《授与品》
拝殿内部には書き置きの御朱印、おみくじ、お守り、お札が置いてあります。初穂料は封筒に入れて賽銭箱に投入します。
《本殿》
拝殿と違ってコンクリート製の本殿になっています。元々この場所が千如寺の中宮として信仰の中心であり、神仏分離によって千手観音像と共に現在の千如寺大非王院に移動したようです。
《末社群①》
名前がほとんどないのでどなたを祀っているのかが全く分かりません。
《末社②》
《祭儀庫?》
《沢の滝》
入り口から道路の反対側に沢は降りる道があります。
《白蛇岩》
《白蛇神社》
また変なところに立って…
【筑前國 古社巡り】
雷神社(いかづち~)は、福岡県糸島市雷山にある神社。旧社格は県社。祭神は水火雷電神(瓊瓊杵尊)、高祖大神(彦火火出見尊)、香椎大神(息長足姫尊)、住吉三神、八幡神。境内外の雷山山頂付近に「上宮」があり、瓊瓊杵尊(中殿)、天神七代(左殿)、地神五代(右殿)を祀っている。別名は「雷神宮(らいじんぐう)」。「」とも。
社伝によると、垂仁天皇の御代、西暦70年頃の創建と伝わる。古来、女人禁制で、雨乞いの神面祈祷が行われてきた。南北朝時代の1342年に九州探題・一色範からの雨乞い祈願の催促文が残るほか、足利尊氏の諸氏・足利直冬が参詣し、雨乞い祈願の後、降雨があったことが記録されている。安土桃山時代に筑前領主の小早川隆景から社領の寄進があり、江戸時代には福岡藩2代藩主・黒田忠之、6代藩主・黒田継高からも寄進を受けている。
当社は、JR筑肥線・一貴山駅の南東7kmの雷山(らいざん;標高954m)の中腹にある。雷山千如寺大悲王院よりも高い場所にある。近くに千如寺の「仲ノ坊観音堂跡」がある。敷地は二段に分かれ、社殿、境内社は階段を十数段登った高いところにある。境内には巨大な古木が何本も立ち並び、秘境の古社の雰囲気が素晴らしい。
今回は、越前國の式内社、福岡県の旧県社ということで参拝することに。参拝時は休日の夕方で、自分以外の参拝者は特に見掛けなかった。
境内東端入口全景。ほんのり色付いた紅葉が美しい。
境内入口の<注連柱>、注連縄なし。
参道進んで<鳥居>。石製扁額には「雷神宮」とある。
参道右側の<手水舎>。
手水舎前から前方の拝殿を望む。
階段上左側の<狛犬>。
階段上右側の<狛犬>。
<拝殿>正面。参拝時は扉を開けて参拝との指示の貼り紙あり。
<拝殿>内部。
拝殿から振り返って境内全景。
拝殿後ろの<本殿>。拝殿よりも新しいのか、しっかりとした造り。
社殿左側の石製小祠。
社殿後方の石製小祠。
社殿右側の石製小祠。
社殿右側の建物。神輿庫か祭器庫かしら。
<社殿>全景。大きな拝殿と小さく堅牢な本殿。絶妙なアンバランス。
拝殿前には、巨大な銀杏の木が立っている。
参拝を終え下の段に戻ると、ここにも巨大な樹木が。
離れてみるとこんな感じ。根元の人間の背丈と比べると極太具合がよく分かる。
境内東方の山の眺め。1本だけ綺麗に紅葉が色づいている。(^▽^)/
雷山の中腹に鎮座する「雷神社」
県道564号線沿いにあり、境内横に無料駐車場あり。
バス停あった気がするがバスは全然見なかった。
雷山の中腹ってこともあり、周囲は全部山。
門をくぐり、門の横に大きな千年杉と樟あり。正面の階段を登り拝殿と本殿。本殿は比較的新しそうな気がするが拝殿は古そう。無人。
登山客も多いからか駐車場横には「山ナビBOX」が設置されていた。
雷山は神仏習合で山岳信仰が盛んだったが今はほとんど残っておらず、山岳信仰も名残なさそう。
でも、ぼけーっとできる気持ちいい神社で青々とした木々の間から差し込む光が気持ちいい。スマホは圏外でした。
境内
境内
拝殿。狭いので斜めから
入り口
名称 | 雷神社 |
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読み方 | いかづちじんじゃ |
通称 | 雷神宮 |
参拝時間 | 参拝自由 |
参拝にかかる時間 | 約10分 |
参拝料 | なし |
トイレ | 駐車場にあり |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | なし |
ご祭神 | 水火雷電神(瓊瓊杵尊) 高祖神(彦火火出見尊) 香椎大神(神功皇后) 住吉三神 八幡大神(応神天皇) 科戸辺命 志賀大神 |
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ご神体 | 不詳 |
創建時代 | 垂仁天皇の御代 |
創始者 | 不詳 |
本殿 | 三間社流造 |
ご由緒 | 昔大足姫命の事跡にして将軍家崇敬の履歴且亦勅書等の事共旧藩に於て撰定の続風土記同く捨遺筑陽記扨は太宰管内志等に委曲に記載有之旧藩主黒田家山林寄附社録等を被寄明治五年十一月三日村社に定めらる。祭神級戸辺命、住吉大神、志賀大神は同大字字下西谷村笠折神社として祭祀ありしを明治四十三年一月二十五日合併許可大正九年三月二十九日県社に列せらる。
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体験 | おみくじ御朱印お守り祭り |
概要 | 雷神社(いかづちじんじゃ)は、福岡県糸島市にある神社である。雷山(標高955m)の中腹に鎮座する。雷神宮(らいじんぐう)とも呼ばれる。旧社格は県社である。 |
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歴史 | 歴史[編集] 古来、女人の参拝を許さなかった。旱(日照り)の年には古くから神面祈祷が行われたという。暦応5年(1342年)5月、九州探題一色範氏からの雨乞い祈祷の催促文や、足利尊氏の庶子、足利直冬が参詣し、雨乞い祈願したのち、降雨があったので歌に斜文を添えて奉納したものが残っている。 「世の末といかで思はん雷のまたあらたなる天が下哉」 佐兵衛佐源朝臣直冬 幕府の祈願所として神領も広かった。領主よりの文書も多く残るが今は「大悲王院」に所蔵する。 戦国の世に神領の多くは押領されたものの、天平15年(1587年)、筑前領主となった小早川隆景が六石を寄進した。これは秀秋の時に没収された。のちに黒...Wikipediaで続きを読む |
アクセス | 交通[編集] JR筑肥線筑前前原駅から糸島市コミュニティバス雷山線に乗車し約30分。終点「雷山観音前」より徒歩で約20分(1.6㎞)。 西九州自動車道前原インターチェンジから9㎞。 |
引用元情報 | 「雷神社 (糸島市)」『ウィキペディア日本語版』。 この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E9%9B%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE%20%28%E7%B3%B8%E5%B3%B6%E5%B8%82%29&oldid=92549291 |
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