ぜんどうじ|浄土宗|光明山
善導寺のお参りの記録一覧
今回は福井県の寺院巡りです。1寺目は大野市に在る光明山 悟慎院 善導寺です。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
この本尊・阿弥陀如来坐像は、福井県指定文化財で、胎内仏の銅造阿弥陀如来立像も福井県指定文化財です。尚、胎内仏は秘仏で33年に1度の開帳、令和3年に開帳されましたので次回は31年後。(次回開帳時には私は間違いなくこの世には居ませんね。)
1558年に筑後の善導寺から布教に来た大誉鏡山和尚は領主の土屋正明に気に入られ、逗留のために一宇を建立したのが始まりとされます。江戸時代になり大野藩主の土井家の菩提寺となり以降「殿さまの寺」として親しまれ現在に至ります。
副住職がHPを作っておられましたのでメールしましたら、法事とかなければいつでも拝観可、時間の都合が合えば案内可との事でしたので、事前に連絡してから伺いました。
目的の寺院に近くに来ましたが、周りは寺院ばかり。駐車場の看板を見付け駐車して、駐車場前の山門をくぐった所で違う寺院と気付き、案内地図があったので見ると、この辺りを昔は寺町と呼び、約20ヶ寺が集まっています。案内地図の前が善導寺でした。
山門は長屋門、寺号柱は門の中、門をくぐると右側に鐘楼、左側に地蔵堂、左前に本堂、その奥に庫裏です。
庫裏にて拝観お願いした者と伝えると副住職が出てこられて、先ず庫裏をご案内頂きました。まあ、広いです。狩野派絵師によると考えられる立派な襖絵、鯉が泳ぐ池のある素敵な庭園。冬には越冬のため鯉を預けるそうです。庫裏を出て地蔵堂を観てから本堂へ。本堂須弥壇には阿弥陀三尊。右側の間には廃寺となった寺院からの客仏等(写真を撮り洩らしました)。左側の間には菩提寺としていた土井家の位牌等が置かれていました。その左側は「藩主お成りの間」でそこから眺める庭園は一見の価値ありです。
本尊・阿弥陀如来坐像は、高さ約81cm、鎌倉時代の作に見えるが創建時期と同じく室町時代末期と考えられています。螺髪も細かく螺旋な彫られており、他も丁寧に彫られていて綺麗な仏像です。先に記載しましたが、首の下辺りから胎内仏の阿弥陀如来立像が納められていて、高さ約48cmの銅製ですが、写真で見ると良く出来ていると思います。
最後に御朱印を頂き、副住職にお礼を申し上げて失礼しました。
御朱印
長屋門
鐘楼
地蔵堂
本堂
本堂須弥壇
阿弥陀三尊
本尊・阿弥陀如来坐像
観音菩薩
勢至菩薩
胎内仏・阿弥陀如来立像
(写真パネルを撮影)
仏足石
庭園
大野城が見えます
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