なかやまでら
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中山寺ではいただけません
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中山寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年11月04日(金)
参拝:2022年10月吉日
【若狭國 古刹巡り】
中山寺(なかやまでら)は、福井県大飯郡高浜町中山にある真言宗御室派の寺院。山号は青葉山。本尊は馬頭観音菩薩。本堂、木造馬頭観音菩薩坐像、木造金剛力士立像(阿形、吽形)は国指定の重要文化財。
寺伝によると、奈良時代の736年に聖武天皇の勅願により泰澄大師によって創建された。鎌倉時代初め、天台僧の覚阿法印が寺名を一乗寺と改め、馬頭観音坐像を本尊として再興を図り、本堂を建立したという。のち室町時代になって、元の中山寺に復称したとのこと。
当寺は、JR小浜線・青郷駅の北方1.5kmの、青葉山の東南部中腹にある。境内は東側が低くなっていて見晴しが良く、高浜町の海岸線を一望でき、眺望が良いことでも知られている。境内は南側の仁王門から入り、一段高いところに本堂、鐘楼、庫裏等がほど良い広さのスペースにまとまっている。国重文の本堂は拝観可能だが、お寺の方による説明などは特にないみたい。国重文の金剛力士像は仁王門に安置されており拝観可能、同じく国重文の馬頭観音菩薩像は秘仏(33年に一度開帳、次回は2028年)で拝観不能だった。
今回は、本堂や金剛力士像などが国重文であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中早めの時間で、自分以外にも数組の参拝者を見掛けた。
境内南端入口全景。左手は高台、右手は駐車場。
境内入口の<仁王門>。
仁王門左側の<吽形仁王像>。像高267㎝。鎌倉時代中期の湛慶が彫ったものと言われる。
1991年にロンドンの大英博物館に出張展示されたことがあるとのこと。
1991年にロンドンの大英博物館に出張展示されたことがあるとのこと。
仁王門右側の<阿形仁王像>。像高282㎝。ちょっとアニメチックな外観だが、国指定の重要文化財。
仁王門をくぐって参道を進むと、階段を登ることになる。
階段を登り切ったところからの、<本堂>のファーストルック。
鎌倉時代後期の建立。桁行5間、梁間5間、入母屋造、檜皮葺。国指定の重要文化財。
鎌倉時代後期の建立。桁行5間、梁間5間、入母屋造、檜皮葺。国指定の重要文化財。
<本堂>正面。内部拝観は左側面から入場する。拝観受付は南方の納経所にて。
<本堂>内陣の厨子に納められている本尊・馬頭観音坐像。秘仏。
仁王像同様、鎌倉時代中期の湛慶が彫ったものと言われる。国指定の重要文化財。
(境内の案内板写真を借用)
仁王像同様、鎌倉時代中期の湛慶が彫ったものと言われる。国指定の重要文化財。
(境内の案内板写真を借用)
本堂前に建つ<鐘楼>。
鐘楼から見た<本堂>。
本堂の左手(南側)に立つ<福寿増長白寿観音>。幟には「ぼけ封じ祈願」とある。
福寿増長白寿観音の前から、境内北側全景。ほどよい広さ。
福寿増長白寿観音の南側にある<庫裏>。
庫裏の南側にある<納経所>。御朱印はこちら。
納経所の前からの美しい眺望。海と山、海岸線が見える。
最後に、のびやかな屋根が特徴的な国重文の<本堂>全景。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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