さいふくじ
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西福寺ではいただけません
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西福寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年11月19日(土)
参拝:2022年10月吉日
【越前國 古刹巡り】
西福寺(さいふくじ)は、福井県敦賀市原にある浄土宗鎮西派の中本山の寺院。山号は大原山。本尊は阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)。御影堂、阿弥陀堂、書院及び庫裏などが国指定の重要文化財。書院庭園が国の名勝。別称は「越の秀嶺」。
室町時代の1368年、後光厳天皇の勅願により、浄土宗の僧・良如を開山として創建。後円融天皇は勅願所の院宣を出し、後小松天皇は当寺での祈願により南北朝の戦いが鎮まっている。また室町幕府の将軍・足利義持・義教により祈願寺とされ、後花園天皇は一切経勧進の綸旨を出し、後土御門天皇は9代住職に帰依している。江戸時代には、越前国主・結城秀康の崇敬を受け、書院等が建立されている。
当寺は、JR北陸本線・敦賀駅の西北西4kmあまりの敦賀市街地の西端、北側に小丘を控えたの平地にある。境内はなかなかの広さで、伽藍の個々の建物が大きく、特に三門と御影堂はインパクト大。御影堂、阿弥陀堂、書院、庫裏は大きいだけではなく歴史的価値もあって国重文。さらに書院の北側にある庭園は国の名勝で、見どころ満載。
今回は、御影堂、阿弥陀堂、書院、庫裏が国重文、庭園が国の名勝であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中で、土砂降りの悪天候ではあったが、自分以外にも数人参拝者を見掛けた。
境内南端入口の<総門>。
総門をくぐって参道を真っ直ぐ進むと<三門>。
参道脇にある<水屋>。
参道左手少し離れたところにある<弁財天堂>。
三門をくぐると、参道の突き当りにある<御影堂>。江戸時代後期1808年建立。入母屋造、瓦葺。国指定の重要文化財。
御影堂に向かって右方向にある<舎利如来堂>(手前)と<鐘楼>(奥)。
<御影堂>正面。縦横の木材は耐震補強かな。
御影堂前の眺め。参道両脇の大きな樹木は、推定樹齢650年のスダジイ。
御影堂に向かって左方向にある<阿弥陀堂>。室町時代建立の禅宗様仏殿の部材を使って、安土桃山時代1593年に建立。入母屋造、瓦葺。一重裳階付。国指定の重要文化財。
御影堂前から見て、阿弥陀堂の左奥にある<庫裏>の<大玄関>。1821年造営。ご朱印もこちら。
有料拝観の入口で、庫裏(国重文)、阿弥陀堂(国重文)、四修廊下、御影堂(国重文)を見て廻ることができる。
有料拝観の入口で、庫裏(国重文)、阿弥陀堂(国重文)、四修廊下、御影堂(国重文)を見て廻ることができる。
庫裏の先にある<阿弥陀堂>内部。
阿弥陀堂の廊下から見た<書院>。江戸時代前期1683年の建立。切妻造、銅板葺。国指定の重要文化財。
書院の左手には<庫裏>があり、江戸時代中期ないし後期に建立され、のちに書院と繋げて1棟としている。こちらも国指定の重要文化財。
書院の左手には<庫裏>があり、江戸時代中期ないし後期に建立され、のちに書院と繋げて1棟としている。こちらも国指定の重要文化財。
阿弥陀堂の廊下から見た、国指定名勝の<庭園>。築山林泉式庭園。面積は1400坪。
四修廊下の途中にある<金毘羅明神>。
四修廊下の先にある<御影堂>内部。
こちらが<四修廊下>。御影堂と同時期の江戸時代後期の造営。極楽世界へと続く<雲>の道とされる。
四修廊下の一部にはベンチがあって、庭園をゆっくり楽しめる。
写真は拝観受付でいただいた<オリジナル瓦せんべい>。かなり美味しい~♪(o^―^o)
写真は拝観受付でいただいた<オリジナル瓦せんべい>。かなり美味しい~♪(o^―^o)
境内南端、総門の西側にある<華頂門>。旧華頂宮邸表門。
ここを抜けると寺務所・庫裡がある。
ここを抜けると寺務所・庫裡がある。
最後に、大改修を予定している<御影堂>。見どころの多い魅力的なお寺。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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