常宮神社のお参りの記録(1回目)
福井県敦賀駅

#常宮神社

ご祭神はアメノヤオヨロヅヒメの命、神功皇后、仲哀天皇、ヤマトタケルの尊、応神天皇、タマヒメの命、タケノウチノスクネの命。

#天八百萬比咩命

古事記や日本書紀には登場しないと思う。パンフにも、上古より養蚕の神としてこの地に鎮まっていた、くらいしか記述がない。

常宮神社はかつて、同じ福井県敦賀市に鎮座する気比神宮の摂社だったそうだ。神事の上でも関係が深く、気比神宮から仲哀天皇を乗せた船が、神功皇后に会うため敦賀湾を渡って常宮神社へ移動する、という内容のものがあると。
ただこれには異説もあって、この儀式は仲哀天皇と神功皇后ではなく、気比神宮のご祭神のうちイザサワケの命と、常宮神社のアメノヤオヨロヅヒメの命のためのものではないか、と。僕はウィキペディアでしか見ていないが、直感的にはあり得ると思う。
気比神宮のご祭神は、常宮神社の7座からアメノヤオヨロヅヒメの命が抜け、代わりにイザサワケの命が入った7座。仲哀天皇と神功皇后は両方とも祀る。しかも、両者のご祭神は、最初はそれぞれイザサワケの命とアメノヤオヨロヅヒメの命だけだった。仲哀天皇と神功皇后が気比神宮のご祭神に加わったのは702年、残る4座はもっと後。常宮神社には、703年に6座が一斉に来たそうだ。