ぶつもくじ|真言宗御室派|一カ山(いっかざん)
佛木寺のお参りの記録一覧
真言宗御室派 一カ山 毘盧舎那院(びるしゃないん) 仏木寺
四国八十八箇所霊場 第42番札所
大変立派な山門と、茅葺屋根の鐘楼が印象的でした。
また家畜堂が境内にあり、大小さまざまな家畜の置物が奉納されていました。
牛や馬などの家畜の守り仏として信仰されており、近隣の農家が家畜の安全を祈願したり、亡くなった動物の霊を供養するなど信仰を集めているそうです。
ご詠歌
草も木も仏になれる仏木寺 なお頼もしき鬼畜人天
山門(仁王門)
修行大師像がお出迎えしてくれます
本堂
本堂のすぐ裏には神明宮
本堂の裏手から大師堂方向を見ると・・・
大師堂は二つに分かれていて、こちらは後堂のようです
大師堂
こちらが前堂
大師堂の彫刻
大師堂前にある残木堂
釈迦如来
家畜堂
牛や馬などの家畜の守り仏です
聖徳太子堂
不動堂
とても優しい表情をされています
茅葺き屋根の鐘桜
七福神像
1泊2日四国八十八か所巡り。1日目の2寺院目です。
龍光寺からそう離れていないので ぐるっと回りましたが30分かかりませんでした。
駐車場もすぐ近くにあり 酷暑でへばることなくお参りできました。
バスが横づけされていて 団体お遍路さんとご一緒になりました。
ご真言を聞くことができ(私は覚えていない)有難かったです。
境内には建物が多く 不動堂・聖徳太子堂・家畜堂・残木堂・大師堂・本堂と いい感じの建物ばかりでした。
団体お遍路さんは 帯同された方から詳しい説明を聞いておられましたが さすがに聞き耳を立てるのは止めました。
御朱印は団体の後に並ぶのはちょっと と思い 先に納経所に行かせていただきました。
山号は一か山 院号は毘盧舎那院 宗旨宗派は真言宗御室派 ご本尊は大日如来 創建年は(伝)大同2年(807年) 開基は(伝)空海(弘法大師)です。
ご真言とご詠歌は
本尊真言:おん あびらうんけん ばざらだどばん
ご詠歌:草も木も仏になれる仏木寺 なお頼もしき鬼畜人天(きちくにんてん)
でした。
由緒については
大同2年(807年) 空海(弘法大師)がこの地で牛を牽く老人に勧められて牛の背に乗って進むと 唐を離れる際に有縁の地を求めて東に向かって投げた宝珠が楠の大樹にかかっているのを見つけた。
そこで この地が霊地であると悟り楠木で大日如来を刻んで その眉間に宝珠を埋め 堂宇を建立して開創したという。
牛の背に乗ってこの地に至ったというところから家畜守護の寺とされている。
とありました。
唐で投げた宝珠が愛媛に う~伝説ということで。
とても立派な仁王門
石柱
新しいかな
修行大師像
手水
七福神
鐘楼は茅葺
石仏
不動堂
聖徳太子堂
観音様
本堂
扁額
内陣
家畜堂
大師堂
扁額
内陣
残木堂
お遍路(逆打ち) 四国八十八巡礼。
43番 佛木寺(仏木寺)
お遍路(逆打ち) 四国八十八巡礼。
43番 佛木寺(仏木寺)
お遍路(逆打ち) 四国八十八巡礼。
43番 佛木寺(仏木寺)
お遍路(逆打ち) 四国八十八巡礼。
43番 佛木寺(仏木寺)
お遍路(逆打ち) 四国八十八巡礼。
43番 佛木寺(仏木寺)
【一カ山(いっかざん)毘盧舎那院(びるしゃないん)仏木寺(ぶつもくじ)】
本尊:大日如来
宗派:真言宗御室派
開基:弘法大師
仏木寺は、家畜やペットなど動物霊の供養信仰として知られている。807(大同2)年、この地を訪れた弘法大師(774-835)は、牛をひく老人と出会う。老人に勧められて牛の背に乗って進むと、唐を離れる際に有縁の地を求めて東に向かって投げた宝珠が楠の大樹にかかっているのを見つけた。そこで、この地が霊地であると悟り楠木で大日如来を刻んで、その眉間に宝珠を埋め、堂宇を建立して開創したという。牛の背に乗ってこの地に至ったというところから家畜守護の寺とされている。(宝珠と一緒に東に向かって投げた独鈷杵(どっこしょ)は第36番札所 青龍寺に、三鈷杵(さんこしょ)は高野山に、五鈷杵(ごこしょ)は足摺岬に落ちたとされる。)
【42_T.Hamada's view】
本堂(正面)と大師堂(左側)
【42_家畜堂】
牛馬の守り仏として親しまれ、本堂の横には「家畜堂」が建つ。家畜堂には、牛や馬の置物やペットの写真が多く奉納されている。(四国霊場開創1200年記念絵はがき)
【42_家畜堂】
【42_本堂】
【42_大師堂】
【42_仁王門】
【42_仁王阿形像】
【42_仁王吽形像】
【42_鐘楼堂】
元禄時代に再建された茅葺きの鐘楼堂
【42_不動堂】
【42_聖徳太子堂】
【42_救世観音堂】
【42_境内の庭】
のどかな田園風景の中に、どっしり構えた仁王門が見えてきます。第42番札所佛木寺には、四国霊場では唯一の茅葺き屋根の鐘楼や、家畜の霊をなぐさめるための家畜慰霊堂といった珍しい建物が存在します。牛馬の守護寺として、「大日さん」と呼ばれ人々の信仰を集めるその由来は・・・
大同二年(807年)弘法大師がこの地に巡錫じゅんしゃく した際、牛を引いた老人に出会い、牛に乗るように勧められます。弘法大師は牛に乗りましたが、牛は楠の大木の下で急に止まってしまいました。上を見ると楠の枝に光る宝珠が引っ掛かっていました。弘法大師はこの地が霊地であると感じ、楠で大日如来を刻んで宝珠を大日如来の眉間に納めました。この大日如来を本尊としてお寺を建てられたことから、「大日さん」の名で広く親しまれ、弘法大師が牛に乗ってこられたことから牛や馬の守り本尊として信仰されるようになったのです。
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