大山祇神社のお参りの記録(1回目)
愛媛県波止浜駅

#大山祇神社 #大三島宮

本殿のご祭神はオオヤマヅミの神。
本殿の左右に上津社・下津社という摂社がある。ご祭神はそれぞれ、オオイカヅチの神とタカオカミの神。御朱印の当て紙には、本社と両摂社の3社を以て大山祇神社という、とある。

#大山積神

古事記では大山津見神、日本書紀では大山祇神、伊予国風土記逸文では大山積神。
古事記では、イザナギの神とイザナミの神による神生みで誕生した神々の1柱。
日本書紀の本文だと、神生みでは山を産んだとのみ記され、オオヤマヅミの神の名は出てこない。別伝によると、イザナギの尊が剣でカグツチの体を3つに切り離すと、その断片の1つ1つが、それぞれオオヤマヅミの神、タカオカミ、雷神になった。

大山祇神社は伊予（現在の愛媛県）一の宮で、大三島という島に鎮座する。その伊予国風土記逸文にも、彼や大三島に関する記述がある。
いわく、御島（みしま）にいる神の名はオオヤマヅミの神。第16代・仁徳天皇の時代に現れた。百済から渡ってきて、摂津の国（大阪市から神戸市の付近）の御島に来た。御島というのは摂津の国の御島に由来する、と。