おおとじんじゃ
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楽しみ方大戸神社のお参りの記録一覧

大戸神社(おおと~)は、千葉県香取市にある神社。香取神宮の摂社。旧社格は県社。祭神は天手力男命(あまのたぢからお)。
社伝によると、景行天皇40年(110年)の日本武尊の東征の際、蝦夷征伐祈願のために祭神を勧請したのが始まり。その後数度の遷宮を経て、飛鳥時代の650年に社殿を造営した。古来より香取神宮との関係が深い神社で、当社の神主職・社領は、香取神宮の大禰宜・大中臣氏により相伝されていた。江戸時代には、江戸幕府が香取神宮に与えた朱印地1,000石のうち、当社に100石が与えられていた。現在の社殿は、1707年に徳川5代将軍綱吉によって改築された。明治時代には近代社格制度において県社に列格した。
当社は、JR成田線・大戸駅の南南東800mの小高い場所にある。雑木林と住宅街が混在するような一画にある。境内はそこそこ広いが、旧県社としては、社殿プラスアルファの構成でコンパクトな感じ。あまりひと気がない場所にあっても、拝殿の扉を開け生き生きした感じがあること、何本か残されている古巨木が良い雰囲気を出していること、氏子衆の集会施設がいくつもあることなどが印象に残る。
今回は、千葉県の旧県社であることから参拝することに。参拝時は週末の午後、自分以外には参拝者はいなかった。
※拝殿には、御用の方はどうぞと、宮司さんの電話番号が表示されている。そこで、御朱印を拝受するため電話すると、所用があり2時間後になると申し訳なさそうに言われ、「また伺います」と言って泣く泣く断念。要再参拝。

境内南東端にある<鳥居>と<社号標>。鳥居は大きいが、社号標は低く小さく控え目。

鳥居をくぐって、すぐ右側にある<手水舎>。何気なく年季の入っている手水盤を見ると、「元禄十四年」とある。なんと1701年!(;゚Д゚)

参道から拝殿を望む。わがままな古大木が、参道に食い込んでいる。こういうの、すごく好き!(o^―^o)

参道の左側、参道を挟んで古大木の反対側に<神輿奉安殿>。

<拝殿>全景。サイズは大きめ。手前の<狛犬>は不思議な色合い。

<拝殿>正面。当社は通常無人だが、ちゃんと扉が開いている。左側には、参拝者が持ち帰れるよう、由緒書きやオリジナル・ポケットティッシュが置いてある。宮司さんの電話番号が表示されてあるので、御朱印をお願いできる。

拝殿内部にある、<大戸神宮>と書かれた扁額。

<社殿>全景。さすが旧縣社と思わせてくれる、威風堂々とした風貌。

拝殿後ろの<本殿>。大きな拝殿に負けないぐらいの大きさ。壁の朱色も鮮明だし、彫刻の彩色も鮮やか。

拝殿の右手にある<氏子会館>(右)と<宝物館>(左)。写真の右側枠外にも氏子向けの集会所のような建物がある。
写真左端の小さな鳥居は、本殿裏にある境内社群の鳥居。

こちらが、小さな鳥居の後ろの境内社群。仏像もあったりして、神仏習合の名残りがあっていい感じ。

本殿の裏手にある、石製小祠群。

社殿の左奥にある<縁結夫婦杉>。

旧参道を公道にしたようで、道は鳥居に突き当たると、境内左側を通るように微妙に曲がって続いている(なので、鳥居前は広場になっている)。(^▽^)/

香取神宮の摂社である大戸神社。本社からちょっと遠くにあるためか、ほとんど訪れる人はいないようです。しかしながら、昔は盛大に祭祀が行われてきたことを物語るかの様に境内は広く立派です。
また、本殿には彫刻が施され、とても表情豊かで綺麗です。これだけの神社を皆さん訪れないというのは勿体ないですね〜。
香取神宮の摂社の中で一番素敵な神社であると思います。
社号碑に「子育て・開運」の御神徳が書かれていました。
こちらの神社は、情報が少なかったのですが、行ってみてよかったと思っています。

社号碑に鳥居

拝殿

拝殿

手挟み

本殿

本殿彫刻

本殿彫刻

本殿脇障子

本殿脇障子
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