まかたじんじゃ
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麻賀多神社ではいただけません
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麻賀多神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年02月15日(月)
参拝:2021年2月吉日
麻賀多神社は、千葉県成田市台方にある神社。式内社で、旧社格は郷社。印旛郡市に18社ある「麻賀多18社」の総社。
社伝によれば、東征中の日本武尊が当地を訪れ、大杉に鏡を懸け7つの玉を根元に埋め、伊勢神宮を遙拝したところ、農業が不作から豊作へと変わったことに始まる。3世紀に印旛国造であった伊都許利命(いつこりのみこと)が現在の成田市船形に社殿を造営(現在の奥宮)。その鏡を霊代として祭られている稚日霊命(わかひるのみこと)の霊示を受け、大木の根元から7つの玉を掘り起こしこれを霊代として稚産霊命(わくむすびのみこと)を祀り、2神をもって「麻賀真(まかたま)の大神」と崇めた。その後7世紀に現在地(成田市台方)に社殿を遷座(現在の本宮)し「麻賀多の大宮」と名付けたとのこと。平安中期の延喜式神名帳には「下総国・印旛郡一座・麻賀多神社」と記載されている。
本宮の御祭神は稚産霊命(わかひるのみこと;古事記でいう和久産巣日神(わくむすびのみこと))で、日本の国造りの神、五穀の神、産業の神。伊勢内宮の天照大御神の姉神、外宮の豊受大神は子神、香取神宮の御祭神・経津主命(ふつぬしのみこと)と鹿島神宮の御祭神・武甕槌命(てけみかづちのみこと)は弟神に当たる。
当社は、京成本線・公津の杜駅から4kmと公共交通機関だと不便かも。車だと東関東自動車道・佐倉ICから下道、国道51号線などで10kmちょっと。平地が多い利根川流域の小高い丘の上にあって、周辺には店舗も住居もない。ただ、そんな環境だからこそ、千年杉含め古木が林立する環境が保持されてきたことに驚き。しっとりとした良い社叢。
参拝時は週末の午後で、不便な場所にも関わらず、意外にも参拝者はけっこういて、家族連れ、カップル、御ひとり様と老若男女幅広くいた。
※御朱印拝受のハードル高し。もともと「ご用命は1日・15日の8時から14時」と縛りがある上、コロナ対策のため「御朱印は書置きのみ、午前中のみ」とのこと。今回は13日の13時って全然ダメ...汗
社伝によれば、東征中の日本武尊が当地を訪れ、大杉に鏡を懸け7つの玉を根元に埋め、伊勢神宮を遙拝したところ、農業が不作から豊作へと変わったことに始まる。3世紀に印旛国造であった伊都許利命(いつこりのみこと)が現在の成田市船形に社殿を造営(現在の奥宮)。その鏡を霊代として祭られている稚日霊命(わかひるのみこと)の霊示を受け、大木の根元から7つの玉を掘り起こしこれを霊代として稚産霊命(わくむすびのみこと)を祀り、2神をもって「麻賀真(まかたま)の大神」と崇めた。その後7世紀に現在地(成田市台方)に社殿を遷座(現在の本宮)し「麻賀多の大宮」と名付けたとのこと。平安中期の延喜式神名帳には「下総国・印旛郡一座・麻賀多神社」と記載されている。
本宮の御祭神は稚産霊命(わかひるのみこと;古事記でいう和久産巣日神(わくむすびのみこと))で、日本の国造りの神、五穀の神、産業の神。伊勢内宮の天照大御神の姉神、外宮の豊受大神は子神、香取神宮の御祭神・経津主命(ふつぬしのみこと)と鹿島神宮の御祭神・武甕槌命(てけみかづちのみこと)は弟神に当たる。
当社は、京成本線・公津の杜駅から4kmと公共交通機関だと不便かも。車だと東関東自動車道・佐倉ICから下道、国道51号線などで10kmちょっと。平地が多い利根川流域の小高い丘の上にあって、周辺には店舗も住居もない。ただ、そんな環境だからこそ、千年杉含め古木が林立する環境が保持されてきたことに驚き。しっとりとした良い社叢。
参拝時は週末の午後で、不便な場所にも関わらず、意外にも参拝者はけっこういて、家族連れ、カップル、御ひとり様と老若男女幅広くいた。
※御朱印拝受のハードル高し。もともと「ご用命は1日・15日の8時から14時」と縛りがある上、コロナ対策のため「御朱印は書置きのみ、午前中のみ」とのこと。今回は13日の13時って全然ダメ...汗
鳥居と社標。
鳥居くぐって右手にある<手水舎>。
手水舎から社殿の方向を望む。冬だが常緑広葉樹の緑葉に囲まれ雰囲気が良い。
参道を進むと右手に現れる<祓戸(はらえど)>。4体の御祭神(祓戸神)の記載とともに「災厄、汚職、罪障などを解除のためにお祈りをするところ」との説明がある。禊と祓を両方求めるのは古式ゆかしい方式。出雲大社などと同じ。
祓戸社から社殿の方向を望む。祓戸社の対面、参道左手に社務所がある。御朱印はこちら。
階段を上がっていよいよ<社殿>。
拝殿正面と扁額。奉納の酒樽は<長命泉>、地元成田の銘酒。
拝殿裏の<本殿>。江戸前期の1673年造営。一間社流造。大きな拝殿に比べ小さめ。
社殿右側にある<神楽殿>。ここから反時計回りに境内を廻る。
神楽殿の脇にある<天神神社>。
社殿裏手にある摂社<天日津久神社>。昭和初期の神典研究家・画家の岡本天明が1944年に当社を訪れ、社務所で「日月神示(ひつきしんじ)」を自動書記した。(自動書記ってなに???難解...汗)
拝殿左側にある3末社。左から順に<幸霊神社>、<青麻神社>、<猿田彦神社>。当社の末社らしいのは<青麻神社>。この周辺は古代より麻の産地。麻賀多の麻の字の当て字の由来。当社の社紋も麻をあしらったもの。
拝殿正面を見て左手に進むと、当社の御神木<大杉>が立っている。東日本一の大杉と言われており、樹齢は1300年以上とのこと。高さ40m、太さ9m。写真中央の大杉の下に平均的身長の女性が一人立っていて、それと比較すると大杉の高さや太さが分かる。
極太の根回り。樹皮の艶は非常に良い。パワースポットとしても人気が高いとのこと。
大杉の近くにある4末社、左から<古峯神社>と<三峯神社>。
大杉の近くにある4末社、左から<印旛国造神社>と<馬来田郎女神社>。
拝殿正面を見て右手に進むと、まず末社<子安社>がある。本宮は東京都八王子市の<子安神社>で、御祭神・木花開耶姫(このはなさくやひめ)を勧請とのこと。
子安社の奥に、摂社<大権現社>がある。この森は草木が深く、樹齢がすごそうな大木が多くあるのに、ちゃんと手入れが行き届いている。素晴らしい社叢。
社殿全景。
最後に拝殿をもう一度。
すてき
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惣一郎1269投稿
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