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滑河山龍正院ではいただけません
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滑河山龍正院のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年02月16日(火)
参拝:2021年2月吉日
龍正院は、千葉県成田市にある天台宗の寺院。山号は滑河山。本尊は十一面観世音。坂東三十三観音霊場28番札所。通称「滑河観音」と呼ばれる。
創建は、平安初期の838年慈覚大師の開基と伝わる。同年農民が冷害で苦しむところ、城主小田将治公が観世音を念じ法華経を読誦すると、少女の導きで小田川辺で老僧と会い、川中からすくい上げた小さな観音像を渡すとともに、「この渕より湧く乳水を舐めよ(滑河の由来)」と告げて立ち去った。将治公はお告げの通り、尊像を奉持し、堂宇を建て祀ると、気候は回復して五穀豊穣となったとのこと。
当寺は、JR成田線・滑河駅から南西に1.5kmほどの場所にある。利根川の南岸の平地にあって、県道161号線(成田滑川線)の沿線にある。車だと東関東自動車道・大栄ICから下道5kmほど。
参拝時は週末の夕方前で、境内はさほど広くはないが、グループ、夫婦、御ひとり様の参拝者がちらほらいた。
※今回の参拝で、坂東三十三観音霊場巡りは32カ所参拝完了。残り1寺(21番・八溝山日輪寺)。
狙っていた「八溝知らずの偽坂東」を無事達成!(。-∀-)
創建は、平安初期の838年慈覚大師の開基と伝わる。同年農民が冷害で苦しむところ、城主小田将治公が観世音を念じ法華経を読誦すると、少女の導きで小田川辺で老僧と会い、川中からすくい上げた小さな観音像を渡すとともに、「この渕より湧く乳水を舐めよ(滑河の由来)」と告げて立ち去った。将治公はお告げの通り、尊像を奉持し、堂宇を建て祀ると、気候は回復して五穀豊穣となったとのこと。
当寺は、JR成田線・滑河駅から南西に1.5kmほどの場所にある。利根川の南岸の平地にあって、県道161号線(成田滑川線)の沿線にある。車だと東関東自動車道・大栄ICから下道5kmほど。
参拝時は週末の夕方前で、境内はさほど広くはないが、グループ、夫婦、御ひとり様の参拝者がちらほらいた。
※今回の参拝で、坂東三十三観音霊場巡りは32カ所参拝完了。残り1寺(21番・八溝山日輪寺)。
狙っていた「八溝知らずの偽坂東」を無事達成!(。-∀-)
寺院入口。両サイドに新旧寺標が立っている。
まず右手に<水屋>。
藁葺寄棟造の<仁王門>。飛騨大隅作と言われる八脚門。室町時代の16世紀初頭に再建、桃山期の建築様式。
国指定重要文化財。残念ながら修繕中...涙
国指定重要文化財。残念ながら修繕中...涙
仁王門をくぐると、左手に<銅造宝篋印塔>。江戸中期の1718年、江戸神田住人・小幡内匠による鋳造。
右手には<夫婦松>。脇に芭蕉の句碑があり、1793年の銘で「観音の いらか見やりつ 華の雲」とある。
参道突き当りにある<本堂>。江戸前期の1696年建立、銅板葺八間四方。
本堂正面。梁上の彫刻が美しい。
本堂正面と扁額。欄干の彫刻も美しい。
わずかに開いた扉から見える観音像。本尊の十一面観世音。
天上には、狩野派の絵師により、上半身が人間、下半身が鳥の迦陵頻伽(かりょうびんが)。
本堂全景。大きくて立派。褪せた朱色が古刹らしく美しい。
上写真の撮影位置にある大木。樹齢がすごそう。根が2つあって1つになっているように見える。
本堂の右奥にある社務所。写真右側の車の奥が授与所。御朱印はそちら。
本堂裏には神社が5社並んでいる。
本堂を左側面から。
参道右手にある<地蔵堂>。地蔵尊や<釘付け絵馬>が収納されている。
もともと本堂の高いところに釘付けされていた絵馬(立体彫刻)。左甚五郎作と言われる。当初本堂入口の軒下左右に飾られていたが、夜な夜な馬が抜け出し田畑を荒らし、地元の飼い馬と喧嘩したため、里人が住職に訴え、住職が馬を本堂の高い場所に釘付けにしたという言い伝えがある。(東日本大震災後、地蔵堂に移されたとのこと)
地蔵堂の左隣にある<子安観音堂>。
入口付近にある、しもふさ七福神の<毘沙門天>と<ぼけ封じ道祖神>。
仁王門の内陣には本朝一像の仁王尊が鎮座。江戸の大火の際、大団扇で近隣住居を守ったとされ、火伏せ、身上安全の仁王尊と言われる。毎年1月8日に蔦を絡ませた注連縄が奉納される。注連縄は龍正院の<龍>、蔦は<山>を象徴し、龍が山(滑河山)を守るとこと表しているとのこと。
すてき
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