1、『あじさいに燕』
梅雨の時期、色とりどりのアジサイとツバメが飛んでいる様子です。
今回は、万葉集からアジサイの和歌を選びました。
紫陽花の
八重咲くごとく
八つ代に
いませ我が背子
見つつ偲はむ
[意味]
紫陽花の花が八重に咲くように、いつまでも栄えてください。花をみるたびにそう祈っております。
[作者]
橘諸兄(たちばなのもろえ)
[出典]
万葉集
2、『夏越の祓(なごしのはらえ)』
今年も半分がすぎようとしております。日々の生活の中で知らず知らずのうちに溜まった穢れを祓う神事として全国の神社にて6月には「夏越の祓(なごしのはらえ)」が行われます。境内に茅の輪を設置してあるのを見たことがある方も多いと思います。また人形(ひとがた)の紙に息を吹きかけて、自分の体を撫でて穢れを人形に移すという風習もあります。
櫻井子安神社では境内の広さの都合から茅の輪の設置はありませんが、御朱印にて夏越の祓を感じていただきたいと思います。
3、『張り子の犬・梅雨』
張り子の犬の御朱印として梅雨の時期に関連した御朱印をご用意いたしました。雨の降る中、仲良くあいあい傘をしている張り子の犬の様子です。
あいあい傘は「相合傘」と書き、日本のでは古くからあった傘の差し方のようです。
4、ミニ御朱印
今回のミニ御朱印は、和傘で雨宿りをしている炬燵猫です。炬燵猫ですから今回も炬燵が入ります。
◎頒布期間:6月1~30日を予定
社務所9~16時半
※12~13時はお昼休憩となります。
午前中最終受付けは11時45分です。
令和5年6月の限定御朱印『あじさいに燕』
令和5年6月の限定御朱印『夏越の祓(なごしのはらえ)』
令和5年6月の限定御朱印『張り子の犬・梅雨』
令和5年6月の限定ミニ御朱印