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日本寺ではいただけません
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日本寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年01月10日(月)
参拝:2022年1月吉日
浜金谷駅から石切場、百尺観音、地獄のぞき、大仏、千五百羅漢を巡って地獄のぞきに帰ってきました。
観光地として鋸山と日本寺は一体なので、鋸山サイドの紹介も載せておきます。行った順番になっています。
観光地として鋸山と日本寺は一体なので、鋸山サイドの紹介も載せておきます。行った順番になっています。
車力道
いくつかある山頂への道のひとつ。せっかく鋸山に来たならここはぜひ歩いておきたいです。
切り出した石を麓まで運ぶのに猫車を使っていた頃の轍が石畳の随所に残っています。
普通に登るのもキツいのに、ここで働く女性(運搬は女性、石切は男性の仕事でした)は1日に3往復もしたそうです。
ちなみに各所に台風被害の痕跡がありますが、迂回路などかなりきれいに整備されています。整備してくれた方達に感謝です。
いくつかある山頂への道のひとつ。せっかく鋸山に来たならここはぜひ歩いておきたいです。
切り出した石を麓まで運ぶのに猫車を使っていた頃の轍が石畳の随所に残っています。
普通に登るのもキツいのに、ここで働く女性(運搬は女性、石切は男性の仕事でした)は1日に3往復もしたそうです。
ちなみに各所に台風被害の痕跡がありますが、迂回路などかなりきれいに整備されています。整備してくれた方達に感謝です。
猫丁場
2021年に整備されたスポット。車力道の序盤にある分岐から行けます。猫丁場はすぐに着く行き止まりなのでついでくらいの気持ちで行けます。
石切がツルハシによる手作業だった頃、職人が手遊びで猫を彫った物が残っています。
2021年に整備されたスポット。車力道の序盤にある分岐から行けます。猫丁場はすぐに着く行き止まりなのでついでくらいの気持ちで行けます。
石切がツルハシによる手作業だった頃、職人が手遊びで猫を彫った物が残っています。
観音洞窟
鋸山の石切場にはそれぞれ観光用の名前がついていますが、おそらくこれが最も有名なスポットと思われます。
Googleマップではみんな思い思いに場所を登録しているので、どこに何があるのかは登山道の案内板を見るのが確実です。
複雑な穴は切り出し方によるもので、良質な石材を求めて下へ奥へと掘り進んだ結果です。
鋸山の石切場にはそれぞれ観光用の名前がついていますが、おそらくこれが最も有名なスポットと思われます。
Googleマップではみんな思い思いに場所を登録しているので、どこに何があるのかは登山道の案内板を見るのが確実です。
複雑な穴は切り出し方によるもので、良質な石材を求めて下へ奥へと掘り進んだ結果です。
岩舞台
観音洞窟より新しい時代の石切場で、ツルハシではなく機械化された石切が行われた場所です。
壁の目立つところに「安全第一」「芳家石材K」とあり、このあたりから採掘方法がツルハシからチェーンソーに変わったことが見て取れます。
また残された機械は、運搬用のブルドーザー、石材表面加工用の切削機、ケーブルを使って石材を運ぶためのスキーリフトのような装置と思われます。
観音洞窟より新しい時代の石切場で、ツルハシではなく機械化された石切が行われた場所です。
壁の目立つところに「安全第一」「芳家石材K」とあり、このあたりから採掘方法がツルハシからチェーンソーに変わったことが見て取れます。
また残された機械は、運搬用のブルドーザー、石材表面加工用の切削機、ケーブルを使って石材を運ぶためのスキーリフトのような装置と思われます。
百尺観音
地獄のぞきのすぐ下あたりにある巨大磨崖仏。保田駅から登ってきた人はここに入るために入場料を払うことになります。
観音様の向かいには昭和前半辺りにここを訪れた大学生の落書きが彫られていて面白いです。
地獄のぞきのすぐ下あたりにある巨大磨崖仏。保田駅から登ってきた人はここに入るために入場料を払うことになります。
観音様の向かいには昭和前半辺りにここを訪れた大学生の落書きが彫られていて面白いです。
地獄のぞき
10時くらいに行った時点で6人くらい並んでましたが、11時には100人くらい並んでました。
天気がいいとわかってるなら朝早くここめがけて最短で行くことをお勧めします。
展望台
地獄のぞきがどうなってるかよく分かる場所です。景色自体は地獄のぞきとほとんど変わらないので、1人で行って景色を眺めるだけならこっちの方がいいです。並ぶので。
海に面した山なので東京湾や富士山はもちろん、天気が良ければ伊豆諸島の大島まで見通せます。
ここに匹敵する房総低山の展望は富山・伊予ヶ岳くらいではないでしょうか。
10時くらいに行った時点で6人くらい並んでましたが、11時には100人くらい並んでました。
天気がいいとわかってるなら朝早くここめがけて最短で行くことをお勧めします。
展望台
地獄のぞきがどうなってるかよく分かる場所です。景色自体は地獄のぞきとほとんど変わらないので、1人で行って景色を眺めるだけならこっちの方がいいです。並ぶので。
海に面した山なので東京湾や富士山はもちろん、天気が良ければ伊豆諸島の大島まで見通せます。
ここに匹敵する房総低山の展望は富山・伊予ヶ岳くらいではないでしょうか。
大仏
日本一大きな坐像です。千五百羅漢と同じく大野甚五郎英令が造りました。
日本一大きな坐像です。千五百羅漢と同じく大野甚五郎英令が造りました。
大黒堂
平成に再建されたお堂。
平成に再建されたお堂。
薬師本堂医王殿
平成に再建された多重塔。重厚な作りです。
平成に再建された多重塔。重厚な作りです。
とってもかわいいお稲荷さんを見ることができます。作者は神子啓治。
観音堂・仁王門
地獄のぞき方面と違ってこちらはかなりひっそりとしていますが、日本庭園(心字池)、観音堂、仁王門はどれも立派でした。
地獄のぞき方面と違ってこちらはかなりひっそりとしていますが、日本庭園(心字池)、観音堂、仁王門はどれも立派でした。
心字池
苔むした石材で彩られた日本庭園。
苔むした石材で彩られた日本庭園。
通天窟
日本寺は法相宗、天台宗、曹洞宗と変遷して今に至る古刹ですが、ここには曹洞宗に関する高僧の石造物が安置されています。
どれも精巧な彫刻が施されていて見応えがありました。
日本寺は法相宗、天台宗、曹洞宗と変遷して今に至る古刹ですが、ここには曹洞宗に関する高僧の石造物が安置されています。
どれも精巧な彫刻が施されていて見応えがありました。
千五百羅漢
さまざまな石仏が至る所に何体も据え付けてある不思議な空間です。階段の上り下りがとてもつらくて膝にくるので、入口でもらった地図を見ながら効率よく周ることをお勧めします。
日牌堂にはこれらの製作の中心人物である大野甚五郎英令の墓もあります。英の字を持つ大野姓は君津・木更津界隈で狛犬や宝塔製作を手がける石工の家系です。知られてはいませんが地域の偉人だと思います。
ちなみに石材は伊豆から仕入れたものだそうで、すぐそこで採れたものではないそうです。
さまざまな石仏が至る所に何体も据え付けてある不思議な空間です。階段の上り下りがとてもつらくて膝にくるので、入口でもらった地図を見ながら効率よく周ることをお勧めします。
日牌堂にはこれらの製作の中心人物である大野甚五郎英令の墓もあります。英の字を持つ大野姓は君津・木更津界隈で狛犬や宝塔製作を手がける石工の家系です。知られてはいませんが地域の偉人だと思います。
ちなみに石材は伊豆から仕入れたものだそうで、すぐそこで採れたものではないそうです。
吹抜洞窟
展望台への道の途中にある、切り出した石がジェンガみたいになってる場所です。
もうひとつ有名な石切場は「観音洞窟」と呼ばれています。
展望台への道の途中にある、切り出した石がジェンガみたいになってる場所です。
もうひとつ有名な石切場は「観音洞窟」と呼ばれています。
東京湾を臨む展望台
観光目的で行くのなら山頂ではなくここまで行けば十分です。晴れていれば絶景を拝めることでしょう。
ここに至る道は狭く険しいため譲り合いが必須です。鉄の手すりは冬になるととても冷たいので、軍手を持っていくのもいいです。
なお狭くて混んでおり、携帯コンロを使って炊事をしている人も多いのであまり休まりません。
観光目的で行くのなら山頂ではなくここまで行けば十分です。晴れていれば絶景を拝めることでしょう。
ここに至る道は狭く険しいため譲り合いが必須です。鉄の手すりは冬になるととても冷たいので、軍手を持っていくのもいいです。
なお狭くて混んでおり、携帯コンロを使って炊事をしている人も多いのであまり休まりません。
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