高宕観音堂

千葉県 上総松丘駅

石射太郎山から高宕山への登山道の途中、山中にある観音堂。
源頼朝に関係するらしいが、本当なんだろうか？

通り過ぎた地元の方に教えて頂き、お堂の戸を開いて陽を入れて、観音様とお堂からの景色を楽しみました。

新緑にヤマツツジの朱色が映えて。ウグイス、キビタキ、ツツドリ等の鳥の声も心地よく響いてくれて。
登る途中では、東京湾越しに富士山も見えました。

石射太郎山から高宕山への縦走路にあるお堂。高宕山頂までもう少しです。

急峻で鎖やロープがある山の中にこれだけの石段とお堂が建っていることに感動しました。

狛犬と仁王像が二重に護る霊山の観音堂。よく見ると先代の狛犬もいます。

石段を登るとお堂の側面が見え、回廊を回り込むと中に入れます。天狗の面があることから、修験者の修行の場だったことが予想できます。道中いくつもある鎖場を飛ぶように駆ける山伏の姿を幻視するようでした。

観音様が収まってる厨子には彫刻が施されています。

御参拝