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円覚寺ではいただけません
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円覚寺のお参りの記録(1回目)
青森県深浦駅

投稿日:2018年07月29日(日)
青森県深浦町にある円覚寺というお寺で7/17〜31まで、33年に一度の御本尊御開帳があるので十一面観音を拝みに行ってきました。
こちらの十一面観音は聖徳太子の御作と伝えられています。

こちらの円覚寺には何度か足を運んでいるのですが、普段はあまり沢山の人はおらず津軽三十三ヶ所霊場巡りの人に会うくらい。
でも、33年ぶりの御開帳とあり連日凄い賑わいです。
この日は他のイベントと重ならない日だったのですが、それでも人が次から次へとやってくる。

さてこちらは、真言宗醍醐派のお寺さん。山伏寺だったため檀家はおらず、ご祈祷寺として開山から1150年篤く信仰されてきたお寺です。
船乗りに特に信仰されていて、北前船の全盛期は航海の途中、大時化でどうしようもなくなった時に船頭、水主は自らの髷を切って海へ投げ入れ、一心に観音様へ願うと山門前にある龍灯杉か光り、無事に港にたどり着く事ができたとされています。
その後お礼参りで髷を奉納した髷額なるものがお寺に残されていて宝物館で展示されています。

また、信徒8万4千人の髪で作られた三十三観音の御影や、髪で刺繍された涅槃の図などなど、沢山の見どころがあります。

特別な御開帳の為この時期は拝観料は2000円。(普段はもちろん無料です)
お守りや割符(一つは自分が、願い事と名前を書いたもう一つの方はご住職が後で護摩祈祷して下さいます)
あとは、御本尊の御影の記念散華などが頂戴できます。
御朱印は忙しい時期なので書き置きですが、【本尊御開帳】とある記念の印が押されてあります。

さて、肝心要の御本尊ですが対面する前に(大体5〜6人一組で回ります)清めの祈祷があります。
目をつぶっていたのでよく分からないのですが水を棒のようなもので頭におとされながら御真言のような呪文などを唱えられ、軽く「ここは普段は住職以外入れない場所で〜(内陣の説明ですね)」などと説明され、私達の前の拝観者がはけた所で普段は厨子の中に隠されている御本尊の十一面観音とご対面。

その際中にいた別のお坊様が、「目は開けたままで結構です。皆様の願いが叶うよう祈祷を致しますので願い事をしてください」と仰ると早速祈祷が始まります。

十一面観音はほっそりとした御姿で、慈愛に満ちた優しいお顔をしてました。左右の小さいお顔まではよく見えなかったのですが、衆生を優しく見守られているようなお顔。
あまりの慈悲深いお顔に少しウルッと来てしましました。

と、お顔を見るのに精一杯で願い事ができないまま祈祷が終わってしまいました(笑)
一緒に行った友人も「見るのに精一杯でお願い事してない…多分隣の人も出来てなかった…」と言っていたので仏像大好きな人は物足りない時間であるとは思います。

このあと順路通りに先程の髷額など納められている宝物館をゆっくりと拝観できます。

もう少しで33年ぶりの御開帳は終わりですが、お近くに行ける方は是非ともご覧頂きたい秘仏です。
円覚寺の山門
山門。
円覚寺の本殿
清々しい雰囲気のお寺です。
円覚寺の御朱印
ちょっとだけ特別な御開帳記念の御朱印です。
この期間は書き置きです。
円覚寺の授与品その他
散華、割符、お守りなどいただけます。

すてき

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