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最勝院ではいただけません
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最勝院のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年10月20日(木)
参拝:2022年9月吉日
【陸奥國 古刹巡り】
最勝院(さいしょういん)は、青森県弘前市銅屋町にある真言宗智山派の寺院。山号は金剛山、寺号は光明寺。本尊は金剛界大日如来。五重塔は国指定の重要文化財。
寺伝によると、創建は室町時代の1532年、弘信僧都による開山と伝わる。大浦為信(津軽為信:弘前藩初代藩主)が日頃から帰依していた高野山の高僧・宥観を召還して祈願所として篤く庇護した。弘前藩2代藩主・津軽信牧が弘前城築城の際、城の北東の鬼門に当院を移し、以後歴代の弘前藩主津軽家の祈願所として庇護された。弘前八幡宮の別当職も務め、寺領300石が安堵されるとともに、領内の寺社総取締、真言宗五ヶ寺筆頭の格式を備え、塔頭寺院12ヶ寺を擁した。明治に入り、弘前八幡宮から分離し、現在地である旧大円寺境内に移された。
当院はJR奥羽本線・弘前駅の西方1.5kmの小高い場所にある。東側、南側、西側に小さな川が流れていて、西側には小川を隔てて県立弘前高校がある。また、境内の北部は八坂神社になっている。境内はすごく広いわけではないが、かつて弘前藩の寺社の総元締めであっただけあって、境内は整っており、主要伽藍の仁王門、本堂、五重塔には風格がある。
今回は、五重塔が国重文であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外にも家族連れなどの参拝者を何組か見掛けた。
境内東端入口の<寺号標>。
山門に向かって参道を進む。
先に参道右側に<弘前八坂神社>の鳥居が見えてくる。
さらに進むと、<山門>と<五重塔>が目に飛び込んでくる。
<山門>には「金剛山」の扁額が掛かる。狛犬の位置には<狛兎>が構えている。
山門をくぐったところからの眺め。本堂までまっすぐ太い参道が伸びている。
あらためて参道から<五重塔>。江戸時代前期の1667年に完成した、旧大円寺の塔で、弘前藩3代藩主・津軽信義、4代信政の寄進により完成した。方三間、銅板葺、相輪含む高さは31.2m。国指定の重要文化財。
参道を進んで、左側の<鐘楼>。
本堂近くまで行き、参道左側の<水屋>。
<本堂>全景。さすがかつて弘前藩の寺社を束ねたお寺だけあって風格がある。
<本堂>正面。扁額の「最勝院」の字体が面白い。
本堂から振り返って境内全景。
本堂の左隣に建つ<護摩堂>。
<護摩堂>正面。
護摩堂と本堂との間に立つ<弘法大師像>。やはり使いは<うさぎ>。
本堂に向かって左手、少し離れたところに建つ<聖徳太子堂>ほか祠群。
聖徳太子堂の近くに建つ、通称<六角堂>。正式名称は<如意輪観世音菩薩>。
江戸時代に弘前市内の豪商・一野屋が当時の大円寺に寄進したもの。
江戸時代に弘前市内の豪商・一野屋が当時の大円寺に寄進したもの。
あらためて正しい位置、正面から<五重塔>。日本最北の歴史ある五重塔とのこと。
本堂に向かって右手にある<庫裏>。御朱印はこちら。
庫裏の前から<本堂>を望む。
最後に、最も印象深い<五重塔>。9月下旬ですでにもみじが赤く色づき始めていた。
北国の秋の訪れは、やはり早い。(^▽^)/
北国の秋の訪れは、やはり早い。(^▽^)/
すてき
みんなのコメント(2件)
ちょふ👣
こんばんは。
残雪の3月に訪れ、参拝しました。雪の中の最勝院も素敵でしたが、季節が変わると表情を変え違う表情を見せることを惣一郎さん写真を通して感じることができました。
また、訪れたいという気持ちになりました。
ありがとうございました🤗
2022年10月20日(木)
ちょふさん、こんにちはー!
コメントありがとうございます~(o^―^o)
当院は、もみじを中心に紅葉する樹木が多いように見えたので、秋はかなりきれいなんだろうと思います。
自分は、春の桜と秋の紅葉の時期が、寺社仏閣が最もきれいに見える時期かと思っていて、その時期になると厳選して集中してお参りしていますが、<雪の中>というのは盲点でした。
ご示唆、ありがとうございます~!
今年の冬は、雪の中のお寺にもチャレンジしてみたいと思います!(o^―^o)
2022年10月21日(金)
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惣一郎1269投稿
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