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高照神社ではいただけません
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たかてるじんじゃ

高照神社のお参りの記録(1回目)
青森県弘高下駅

投稿日:2022年10月16日(日)
参拝:2022年9月吉日

【陸奥國 古社巡り】

高照神社(たかてる~)は、青森県弘前市高岡字神馬野にある神社。旧社格は県社。祭神は津軽信正命(津軽藩4代藩主)。別称は「高照霊社」、「高岡霊社」、「高岡さま」。本殿、中門、西軒廊、東軒廊、拝殿及び幣殿、廟所拝殿などが国指定の重要文化財。

『陸奥國津軽高岡高照霊社御縁起』によると、江戸時代中期の1711年、弘前藩5代藩主・信寿が、先代の津軽信正の廟所を建立したことに始まる。信正は生前、吉川神道の創始者・吉川惟足に師事していたことから、吉川神道の思想に基づき社殿が造営され、祭祀が行われた。以後、津軽氏歴代藩主に崇敬された。明治時代に入り、近代社格制度のもと郷社に列し、春日4神と藩祖・津軽為信を合祀、のち県社に昇格した。

当社は、JR奥羽本線・弘前駅の西北西12kmの緩やかな丘が続く山あいにある。境内は広く森に囲まれていて、境内東端入口は県道30号線に面している。南側の敷地には「高岡の森 弘前藩歴史館」がある。深い木々の神聖な空気の漂う参道を進むと、歴史の風格を感じさせてくれる、国重文の大きな社殿に辿り着く。なお、社殿の背後(西側)少し離れたところに津軽信政公廟所があり、こちらも国重文だが、自分の雑な下調べにより見逃してしまった。かなりショック…(^_^;)

今回は、拝殿、幣殿、本殿などが国重文の古社であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分以外にも参拝者を数人見掛けた。


※社務所は無人だが、御朱印は一之鳥居の県道を挟んで向かい側にある商店で拝受できる。
高照神社の鳥居
境内東端入口の<一之鳥居>と<社号標>。
高照神社の鳥居
<一之鳥居>は木製の両部鳥居。
高照神社(青森県)
しばらく真っ直ぐ進んで<二之鳥居>。石製の神明鳥居。
この辺りは「高岡の森 弘前藩歴史館」の駐車場になっていて、駐車場の真ん中にある。
高照神社(青森県)
参道左側の<忠魂碑>群。後ろに見えるのが「高岡の森 弘前藩歴史館」。人気があるみたい。
高照神社の鳥居
さらに進むと水路が流れていて<神橋>が架かっており、その先には<三之鳥居>がある。
高照神社(青森県)
参道左側の<手水盤>。
高照神社(青森県)
参道右側の<神馬>。
高照神社の山門
参道の正面には<随神門>。1810年造営、3間1戸、切妻造、鉄板葺の八脚門。
神域は朱色で塗られた塀で囲まれている。
高照神社の手水
随神門をくぐってさらに進み、参道左側にある<手水舎>。(さっき手水盤があったのに...(^_^;))
高照神社(青森県)
<拝殿>全景。1755年造替。桁行7間梁間3間の入母屋造、杮葺。正面屋根に千鳥破風、中央3間に軒唐破風の向拝が張り出している。外部は丹塗り、内部は弁柄塗り。国指定の重要文化財。
ちなみに拝殿の後方から突き出す形の<幣殿>は、桁行2間梁間3間の切妻造妻入。国指定の重要文化財。
高照神社の本殿
<拝殿>正面。華やかな丹塗りの躯体に、軒下の極彩色が施された彫刻が映える。
高照神社(青森県)
<拝殿>内部。弁柄塗りの内装。左右上部の大絵馬(県重宝)は、津軽藩や幕府お抱えの狩野派の絵師が描き、藩主やその家族、家老たちが奉納したとのこと。
高照神社の建物その他
拝殿から振り返って境内全景。
高照神社の本殿
拝殿後ろの<中門>と<本殿>。中門の手前が<東軒廊>、その奥が<西軒廊>。4件いずれもが国指定の重要文化財。
高照神社(青森県)
<東軒廊>と<西軒廊>の間にある<中門>。いずれも1712年の造営。
<中門>は1間1戸の平唐門、柿葺。<東軒廊>と<西軒廊>はいずれも桁行4間梁間1間の切妻造、柿葺。
高照神社の本殿
一段高い場所に瑞垣で囲まれている<本殿>。1712年の造営。桁行3間梁間3間の入母屋造。正面屋根には千鳥破風、1間の向拝には唐破風が付く。外部は丹塗り、内部は一室で朱塗り、中央基壇上に方一間の宮殿が備わっているとのこと。
高照神社の本殿
最後に、大きく威厳のある<社殿>全景。
あらゆる構造物に歴史的価値がある、国指定の重要文化財のかたまり、オンパレード。
弘前藩主・津軽家の栄華が偲ばれる。(^▽^)/

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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