とううんじ|西山浄土宗|御嶽山(みたけさん)
洞雲寺のお参りの記録一覧
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名鉄歩いて巡拝知多四国 61番高讃寺から約1.6km歩くと、62番の御嶽山 洞雲寺です。
愛知県常滑市の西山浄土宗のお寺です。
高台に観音堂(弘法堂)、その下に本堂があり、蓮の寺とも呼ばれ、夏には境内に見事な蓮の花が咲くそうです。
61番の高讃寺が、兵火にかかり、その難を逃れるため、仏像は池や田畑に埋められ、後に御嶽池が改悛された際、池の中から阿弥陀如来坐像が出現し、洞雲寺はこれを本尊として建立されたそうです。
知多四国
知多西国
寧護(ねこ)大師様
パンフレットの表紙が洞雲寺の寧護(ねこ)大師様です。
知多西国33所めぐりのパンフレットです。お問い合わせ先がこちらの洞雲寺さんになっています。
知多西国33所霊場は知多四国霊場より39年前の1770年に開創された観音霊場です。33のお寺のうち知多四国霊場が29ヶ寺、南知多三十三観音が4ケ寺と重なっています。
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知多四国八十八ヶ所巡りの10寺目は、5寺目~9寺目と同じく常滑市井戸田町に在る第62番札所の御嶽山 洞雲寺です。
9寺目の大善院から南へ約2km。
西山浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
この本尊・阿弥陀如来坐像は市指定文化財です。
1555年に善海法師により開山。
奈良時代に聖武天皇の勅願により行基が(常滑市)樽水の奥に七堂伽藍三百坊を有した「御嶽三百坊」を創建したが、1537年に兵火にかかり、焼失を逃れるために仏像は池に沈めたり、田畑に埋められた。その後、御嶽池から阿弥陀如来像が見付かり、この縁を機に本尊としたと伝わります。
駐車場は少し高台にありました。来た道を下り、右に回り込んで寺号柱の前に。こちらの寺院も山門は無く、石柱です。境内に入ると手水、正面奥に庫裏です。先へ行くと左側に本堂、本堂向かいに地蔵堂と庚申堂があり、石段を上がると観音堂です。(観音堂の先に駐車場)
本堂から読経が聞こえますので法事の最中の様です。本堂より先に観音堂へ行きました。堂内は内陣と外陣を格子戸で分けられており、右から薬師如来、聖観音菩薩、弘法大師が祀られています。薬師如来は暗くてよくわからず。聖観音菩薩は閉扉された厨子の中で、その前にお前立ちです。聖観音菩薩は33年に1度の開帳で、次回開帳は恐らく9年後です。お像の前に鏡が置かれているのは神仏習合の名残りでしょうか。
そうこうしていたら法事が終わった様で、本堂から人が出てきましたので、入れ替わるように本堂に入らせて頂きました。須弥壇には本尊・阿弥陀如来坐像(市指定文化財)、高さ約87cm、一木造り、平安時代後期の作。後世に眼・鼻を修復し、黒漆塗りとされているそうですが、優しそうで、若々しい感じがします。右の脇壇には毘沙門天立像、1956年に近くの津島神社から遷座されたものです。写真を撮り漏らしましたが、左の脇壇には上人等の尊像とSNSで話題となっている猫の姿をした寧護大師(ねこだいし)が安置されていました。
最後に庫裏にある納経所で御朱印を頂きました。
御朱印
手水
地蔵堂
庚申堂
本堂
本尊・阿弥陀如来坐像
毘沙門天
1956年に近くの津島神社から遷座
庫裏
六蛙(むかえる)
観音堂
弘法大師
聖観音お前立ち
33年に1度の開帳、次回は恐らく9年後
稲荷社
知多四国八十八ヶ所霊場第62番札所
弘法堂と本堂が段々になっている珍しい構造です。
本堂には可愛い寧護(ねこ)大師さまがいらっしゃいます。令和改元で限定御朱印がいただけます。
上の段に弘法堂
本堂は下の段にありました。
ねこ大師さま
ガラスが反射して上手く写真が撮れず…
ねこ大師さまのすぐ下に…
常滑焼でできてます。
本堂
右が限定御朱印です。5月31まで。
書き置きのみ。
知多四国八十八カ所霊場 第62番札所
4月の花まつりに訪れたのですが、名鉄がコラボしている「歩いて巡拝 知多四国」のポスター、チラシの図案になっているこちらの「ねこ大師」さんが気になり再度訪れました。
本堂におられます。
こちらが名鉄のチラシ
本堂
ひざまずいて見上げると目を合わせてくれます。
立ったままだと目を合わせてくれません。
4月8日 花まつりの時の一枚
こちらの甘茶は、比較的飲みやすかったです。
おもてなし観音
お堂
こちらの弘法さんは、「むでなで大師」といいます。
最近、体中のあちこちが、いと~て、いと~て、年はとりたくないのぉ~!
秋になると、またちがった趣に出会えるかも?
名鉄の「歩いて巡拝 知多四国」は秋口から後半部分が始まります。
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こちらは知多四国霊場62番札所です。
特に知多四国霊場巡りをしている訳ではないですが、今日訪問する寺社は番号があるようです。
最近、ネコの御朱印ということで人気が高い洞雲寺さんです。
そういう私はイヌ派ですが、ネコの御朱印を実際に手に入れたいと思い訪問しました。
御朱印は期待どおりネコでしたが、境内にネコに関わるものは見つけることができませんでした。
(訪問後、知ったんですが本殿の中にあるようです。)
こちらは一番下の写真が本殿で、こちらを参拝して帰ろうと上を見上げたら、
旗がたくさんはためいているのが目に入り、階段を50段ほどいくと一番上の写真のお寺が
現れました。もし、訪問されることがあれば、気を付けてください。
ほしかったネコの御朱印です。
こちらは落ち着いた雰囲気でした。
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