十三夜限定御朱印のお知らせ

〜４番の御朱印のデザインが決まりました〜

明日十月六日（新月）〜二十日（満月）まで、十三夜にちなんだ御朱印を授与させていただきます。

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九月は、八年ぶりに中秋の名月と満月が重なる貴重な「十五夜」でした。
　当社の鎮座する加木屋ではあいにくの曇り空でしたが、大田町の神谷生花さまの奉納花手水では、菊の花で作られたまんまるお月様が浮かびあがりました。
　そして、手水舎の前で立派な望を愛でつつ、観月祭を斎行させていただくことができました。

　さて、今月は「後の月」ともいわれ、「片見月」とならないように、十五夜を眺めた同じ庭で、「二夜の月」として眺めるのが粋であるとされる「十三夜」があります。
　十五夜の別名が「芋名月」というのに対して、十三夜の別名は「栗名月」または「豆名月」と言い、その時期に収穫された栗や豆を供える風習があります。
　九月に比べて、より空気が澄んで月が美しく見える十月のお月様、十三夜に限らずとも夜空を見上げて、心穏やかな秋の夜長をお過ごしください。

　十三夜限定御朱印は、金箔を吹き付けた手もみ和紙でお月様をかたどり、うさぎたちが秋の収穫物をお供えに、お月見の準備に奔走する様を描きました。
　お撤饌には、当社の宮司が同じく宮司を務める養父町の熱田神社にて、自ら拾い集めて下処理したぎんなん（豆）を、十三夜にちなんで十三個お付けします（十三個入り三セットまでお好きなだけどうぞ）。
　ぎんなんがお好きな方はお持ち帰りください。
　
　なお、炒ったものを職員が試食して安全を確認しておりますが、既製品ではございませんので、火をしっかり通してお早めにお召し上がりください。
　また、特にお子様のぎんなんの食べすぎは、身体によくないとされておりますので、十分にご注意の上自己責任でご試食ください。