運光院のお参りの記録(1回目)
愛知県三河鳥羽駅

三河三十三観音霊場巡りの10寺目は、西尾市に在る第22番の里郷山 運光院です。9寺目の徳林寺から南西へ約4.5kmの所です。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来、札所本尊は聖観音菩薩。

慶長年間(1596～1625年)に安誉勢春上人が念仏信仰のため建立したとの事です。

ナビにセットして向かいましたが、兎に角、道が狭くアップダウンがあり、辿り着きません。同じ所を行ったり来たり。繰り返すうちに北側の丘側からは無理なのはわかり、南側の海岸道路からの進入路を探しますがわかりません。仕方無く恵比寿海水浴場の駐車場に停めさせて頂き、徒歩で向かいました。すると寺院の石柱が目に入り、その細い路地を入って行ったら寺院がありました。

山門も鐘楼も無いこぢんまりした境内です。
本堂の扉は解錠されていて、堂内で手を合わせました。須弥壇には本尊の阿弥陀如来。札所本尊はわかりませんし、セルフ用御朱印も堂内には見当たりません。本堂左側の上にお堂があったのでそちらへ行ってみました。
扉に「霊場の朱印はお堂の中に」と貼り紙がありましたので、お堂に入らせて頂きました。右側に三十三観音、左側に十王像。真ん中は閉扉された厨子があり、その前にお前立ち観音様です。（開帳日等は未確認です。）セルフ用御朱印が置いてありましたので朱印を押印しました。