昌全寺のお参りの記録(1回目)
愛知県平戸橋駅

★★★愛知県 豊田市（旧足助町）★★★(しょうぜんじ)

豊田市北部の寺社巡り（豊田市五反田町）
国道153号線を長野県飯田市方面から愛知県名古屋市方面に南下します。

随分と国道を下って久しぶりの信号があります。珍しく信号は赤で停車しました。
何度も通っている道ですが、停車中に「そういえばこの信号左折したことがないな」と思い立ちました。
急遽「左折」を思い立ち、「未知なる道」を楽しむことにしました。
山間道路を楽しみ、最初の集落に位置する曹洞宗の寺院が見えてきました。

国道153号線の途中、「伊勢神トンネル」を通過しました。
現在のトンネルは「２代目」で昭和35年（1960年）の開通とのことです。
「初代」は何と、明治35年（1987年）の自動車のない時代に開通です。
最近では「WRC（世界ラリー大会）」のコースの一部としてで注目を集めました。

「伊勢神」という地名は、遠く「伊勢神宮」を眺めることのできる峠から名付けられたとのことです。
初代のトンネルは、「お伊勢さんと同じ字では畏れ多い」との理由で、
「伊世賀美（いせがみ）」という漢字をあてていました。
今でも文化財に指定されているトンネルの出入口は「伊世賀美隧道」です。
そして「3代目」を現在工事中ということで、この辺りも近い将来は随分変わることと思われます。