みつぞういん
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
密蔵院のお参りの記録(1回目)
投稿日:2024年01月08日(月)
参拝:2024年1月吉日
尾張地区(春日井市・小牧市)の寺院巡りの2寺目は、春日井市熊野町に在る医王山 薬師寺 密蔵院です。
天台宗で、本尊は薬師如来。
この本尊・薬師如来立像は重文ですが秘仏。他にも十一面観音立像、銅製仁王像が県指定文化財で、大日如来坐像、本地仏坐像、阿弥陀如来坐像が市指定文化財です。
(1寺目の高蔵寺も天台宗で、本尊も薬師如来で同じ。)
平安時代に尾張天台宗の中枢として栄えた大山正福寺が衰退したのち、1328年に岐阜県御嵩町の天台宗・願興寺から慈妙上人が来て本寺を開き、葉上流の伝法灌頂を伝えた。これは篠木流とも言い、尾張にとどまらず三河・信濃をはじめ播磨・出雲・肥後へも広まり、末寺は全国11ヶ国700ヶ寺に達したと言われる。本寺は僧侶の修行、位を授ける場として栄え、塔頭が36坊あった。しかし、織田信長の比叡山焼き打ちによる影響を受けてやがて衰退したが、江戸時代初期には再興した。その後は明治時代の濃尾大震災により仁王門、経蔵、灌頂堂、本堂が倒壊し、再建はできていないとの事です。(現在の本堂は元の客殿。)
ネット検索したらご住職がHPを作成している事がわかり、御朱印の注意事項として「必ずお電話にて申込をして下さい。」と書かれていたので、手間の掛かる絵入りの御朱印を欲している訳ではないのですが、念のため数日前にTELして伺う日時を予約しました。
庄内川堤防道路を降りて北へ少し行くと総門が見えて、総門の右側辺りに仮駐車場と書かれていましたので停めさせて頂きました。総門(昔はこの門の先に仁王門があったため総門と呼ぶ)をくぐると左側に観音堂、扉に鍵が掛けられていて堂内は暗くて見えません。先に行くと左側に重文の多宝塔、立派で姿がいいですね。雲一つない快晴だったので自分で言うのもなんですが綺麗な写真が撮れました。多宝塔の向かいには元三大師堂、辛うじてのぞき窓から堂内が見えて元三大師坐像や不動明王坐像が祀られていました。横には灌頂の井、灌頂などの重要な儀式法要に用いる清浄な水を汲む井戸です。境内の真ん中辺りに収蔵庫、どうやら本堂の跡地に建てられているようです。収蔵庫の右側には山王社、奥に宝蔵。収蔵庫の左側には鐘楼と開山堂、観音堂と同じく扉に鍵が掛けられていて堂内は暗くて見えません。開山堂の裏側には歴代住職の墓地でしょうか、開山宝篋印塔がありました。収蔵庫の前に戻り、正面に庫裏。その左には勅使門のような門があり、門の先に本堂です。何か少し違和感がありました。現在の本堂は元の客殿であり、本堂は倒壊後再建されていないとの事でした。
一通り境内を廻りましたので庫裏へ行きました。呼び鈴を押し、先日電話で御朱印を予約した者と告げると中に入ってくれと。下駄箱に靴を入れ、上がらせて頂きました。ご住職に御朱印帳を渡し、スタンダードな本尊のモノを依頼。書いている間に本堂で参ってきて下さいとの事で、渡り廊下を進んで本堂へ行き、手を合わせました。須弥壇が遠く、飾り付けもあって、仏像類はよく見えずでした。恐らく文化財指定の仏像は収蔵庫に安置されていると思います。(秘仏本尊の開帳の予定は無いとの事でした。)
庫裏に戻り御朱印帳を受取り、こちらを後にしました。
天台宗で、本尊は薬師如来。
この本尊・薬師如来立像は重文ですが秘仏。他にも十一面観音立像、銅製仁王像が県指定文化財で、大日如来坐像、本地仏坐像、阿弥陀如来坐像が市指定文化財です。
(1寺目の高蔵寺も天台宗で、本尊も薬師如来で同じ。)
平安時代に尾張天台宗の中枢として栄えた大山正福寺が衰退したのち、1328年に岐阜県御嵩町の天台宗・願興寺から慈妙上人が来て本寺を開き、葉上流の伝法灌頂を伝えた。これは篠木流とも言い、尾張にとどまらず三河・信濃をはじめ播磨・出雲・肥後へも広まり、末寺は全国11ヶ国700ヶ寺に達したと言われる。本寺は僧侶の修行、位を授ける場として栄え、塔頭が36坊あった。しかし、織田信長の比叡山焼き打ちによる影響を受けてやがて衰退したが、江戸時代初期には再興した。その後は明治時代の濃尾大震災により仁王門、経蔵、灌頂堂、本堂が倒壊し、再建はできていないとの事です。(現在の本堂は元の客殿。)
ネット検索したらご住職がHPを作成している事がわかり、御朱印の注意事項として「必ずお電話にて申込をして下さい。」と書かれていたので、手間の掛かる絵入りの御朱印を欲している訳ではないのですが、念のため数日前にTELして伺う日時を予約しました。
庄内川堤防道路を降りて北へ少し行くと総門が見えて、総門の右側辺りに仮駐車場と書かれていましたので停めさせて頂きました。総門(昔はこの門の先に仁王門があったため総門と呼ぶ)をくぐると左側に観音堂、扉に鍵が掛けられていて堂内は暗くて見えません。先に行くと左側に重文の多宝塔、立派で姿がいいですね。雲一つない快晴だったので自分で言うのもなんですが綺麗な写真が撮れました。多宝塔の向かいには元三大師堂、辛うじてのぞき窓から堂内が見えて元三大師坐像や不動明王坐像が祀られていました。横には灌頂の井、灌頂などの重要な儀式法要に用いる清浄な水を汲む井戸です。境内の真ん中辺りに収蔵庫、どうやら本堂の跡地に建てられているようです。収蔵庫の右側には山王社、奥に宝蔵。収蔵庫の左側には鐘楼と開山堂、観音堂と同じく扉に鍵が掛けられていて堂内は暗くて見えません。開山堂の裏側には歴代住職の墓地でしょうか、開山宝篋印塔がありました。収蔵庫の前に戻り、正面に庫裏。その左には勅使門のような門があり、門の先に本堂です。何か少し違和感がありました。現在の本堂は元の客殿であり、本堂は倒壊後再建されていないとの事でした。
一通り境内を廻りましたので庫裏へ行きました。呼び鈴を押し、先日電話で御朱印を予約した者と告げると中に入ってくれと。下駄箱に靴を入れ、上がらせて頂きました。ご住職に御朱印帳を渡し、スタンダードな本尊のモノを依頼。書いている間に本堂で参ってきて下さいとの事で、渡り廊下を進んで本堂へ行き、手を合わせました。須弥壇が遠く、飾り付けもあって、仏像類はよく見えずでした。恐らく文化財指定の仏像は収蔵庫に安置されていると思います。(秘仏本尊の開帳の予定は無いとの事でした。)
庫裏に戻り御朱印帳を受取り、こちらを後にしました。
すてき
投稿者のプロフィール

nomuten1086投稿
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。