西照寺のお参りの記録(1回目)
愛知県佐屋駅

参 拝 ⛩
西照寺 (さいしょうじ)
愛知県愛西市東條町高田４８１
　
　鳳凰山西照寺（ほうおうざんさいしょうじ）は、愛知県愛西市に所在する真言宗智山派のお寺で、推古天皇6年の開基より1420年余続く古寺であります。御本尊は聖観世音菩薩です。
　日本に仏教が伝来してからわずか60年後のこと、甚目龍麻呂（はだめたつまろ）さんが海で漁をしていると、その網に黄金の聖観音像がかかりました。龍麻呂さんは、観音さまをお祀りするために愛知県あま市に甚目寺（じもくじ、通称甚目寺観音）を創建しました。
さらに翌年の推古天皇6年（598年）に、甚目寺の横に西網之坊（にしあみのぼう）を建立しました。
 市江村の遍照院
古くより旧海部郡市江村に真言宗の大寺と伝わる遍照院がありましたが、織田信長の長島一向一揆前哨戦により村一帯は焼き討ちに遭い、遍照院は焼失してしまいました。
その際、御本尊の薬師如来像は田圃に埋めて守られ、後に掘り出されて安置されたそうです。
　西網之坊の聖観世音菩薩を御本尊とし、昭和17年に西照寺と改名されました。ハス畑が美しく広がる愛西市において、当寺は西網之坊の歴史と古くから伝わる諸仏像を守り続けています。
残念ながら今日は御住職は留守で御朱印は頂くと事ができませんでした。