ほうぞうじ|浄土宗西山禅林寺派|珠応山
法蔵寺へのアクセス
近くの駅 | ◼︎名鉄津島線 ◼︎名鉄津島線 ◼︎名鉄津島線 Googleマップ等で出発地からのアクセスをご確認ください。 情報提供: HeartRails Express |
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電話番号 | 052-444-6745 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
駐車場に関する投稿
笠寺観音を参拝したあとに、名古屋市の西側に位置する「あま市」に在る珠応山 法蔵寺を参拝しました。あま市は、2010年に市制をした比較的新しい市で、七宝焼きの七宝町と甚目寺がある甚目寺町と美和町の3町が合併して出来ました。こちらの法蔵寺は旧美和町に在ります。
浄土宗で、本尊は地蔵菩薩。
この本尊・地蔵菩薩立像は、鉄製で重文です。
いつからかわからないが、小さな堂宇にて宗派も不明(天台宗系)であったが、1564年に永照良慶上人が開創、地蔵菩薩を奉安し、浄土宗に改宗したとの事です。
また、伝えによれば、戦国武将の蜂須賀小六が、1560年の桶狭間の戦いに出陣する際、居城の蜂須賀城近くにあったお堂の鉄地蔵を戦勝祈願のために戦場へ持って行こうとしたが、あまりの重さに途中で断念。仕方なく錫杖だけを戦場に持って行き、見事に勝利。その後、蜂須賀小六はこの錫杖をお守りにして各地を転戦。錫杖はその後、蜂須賀家の家宝にした。一方、放置された鉄地蔵は、法蔵寺が建立されると村民達により寺に祀られたとの事です。(しかし、この地蔵菩薩は錫杖を握る様には作られていないので果たして・・・?)
ネットで調べてみると、特に本尊開帳とかはない様でしたので拝観予約せずに伺いました。
本堂西側に墓地があり、西側の道路沿いに駐車場がありましたので、停めさせて頂きました。
山門は西向き、山門の先には真っ赤な鳥居の稲荷社。山門をくぐって左へ、本堂です。
本堂の奥に庫裏がありましたので本尊拝観と御朱印をお願いすると、本堂は開けてあるので上がって自由に観てくれとの事。
早速本堂に上がらせて頂きました。須弥壇に本尊・地蔵菩薩立像、手を合わせていると庫裏からご住職が来られましたので、御朱印帳を渡すと「近くへ行って観て下さい。写真も撮って貰って良いです。でも余り近付き過ぎると倒れて危ないかも?」と。
本尊・鉄造地蔵菩薩立像は、高さ約160cm、銘から1230年の作。尾張地区には鉄製仏が割と沢山あり、有名な稲沢市の長光寺六角堂の鉄造地蔵菩薩立像(重文)より5年前に造られており、尾張地区最古との事です。ご住職は「長光寺さんのと比べるとお顔はよくわからないし。」と。確かに目鼻立ちはハッキリしていません。(長光寺さんの参拝記録は投稿済みで、投稿した写真を見れば違いは一目瞭然です。)それでも当時の金箔が所々に残っているのは驚きでした。
ご住職がご在宅ならば何時でも拝観可能ですので、興味のある方は行かれてみては如何でしょうか。(長光寺さんの鉄造地蔵菩薩は年に2日しか開帳されないので。)
御朱印
山門
稲荷社
三十三観音堂?
本堂
本尊・鉄造地蔵菩薩立像(重文)
耳の後ろに繋ぎ目
右側の脇間
左側の脇間
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