宝寿院のお参りの記録(2回目)
愛知県津島駅

#宝寿院

ご本尊は薬師如来。十二天の掛け軸を所蔵する。ボン天はその1尊。

#梵天

梵語でブラフマー。
真言は「ノウマク　サマンダ・ボダナン　ボラカンマネイ　ソワカ」、「オン　ボラカンマネイ　ソワカ」など。種子はボラ。
十二天の1尊で上方と対応。千手観音の眷属、二十八部衆の1尊。
胎蔵マンダラの外周を四角く取り巻く最外院（さいげいん）のうち、上側の辺の向かってやや右側にいる。
金剛界マンダラの9つの区画のうち成身会・三昧耶会・微細会・供養会・降三世会・降三世三昧耶会の6つで、それぞれの外周を四角く取り巻く外金剛部の下側の辺にいる。

インド神話では、ブラフマーは3尊いる最高神の一角を占める。残る2尊はヴィシュヌとシヴァ。日本でいうナラエン天と大自在天のことだ。それぞれ世界を創造・維持・破壊する役目を担う。
よってブラフマーは創造神なのだが、最近出たすごい真言という書籍によると、ボン天は実際、クリエイターからの信仰が篤いそうだ。
これには少々驚いた。日本ではボン天はそこまで有名な仏様ではないと思っていたし、ましてインドにおけるように創造神として認識されている、という印象も無かったからだ。
だがすごい真言は、著述活動などを通じて精力的に情報発信する現役の僧侶が書いた本。情報源として信頼できる。