広済寺のお参りの記録(1回目)
愛知県蟹江駅

尾張地区寺院巡りの4寺目は、東海三十三観音霊場 第15番の天桂山 広済寺です。
先の甚目寺と同じくあま市に在る曹洞宗の寺院で、本尊は釈迦如来です。
あま市は2010年に海部郡七宝町、甚目寺町、美和町が合併して出来た市で、この広済寺は旧七宝町に在ります。七宝焼きで有名ですね。
創建は1394年、72寺を擁する大寺院であったが、戦国時代に破却、その後再建されたとの事です。
こざっぱりした境内に観釈堂、観音堂、本堂、庫裡があります。
観音堂、本堂は正面の扉が10cm位開いているだけでしたので、余り堂内はわかりませんでした。観音堂の真ん中に祀られている厨子の聖観音菩薩は開扉されていましたので辛うじて確認はできました。(御朱印のお授け観音)
庫裡で納経帳に朱印を押印して戴きました。
(書置きのみですが、見開きタイプの御朱印もありました。)
その時に案内板に記載があった「雲版」(1761年作、市有形文化財)をお聞きしたら、庫裡の玄関に入らせて戴き、そこにぶら下げられていました。どうぞどうぞと仰有るので、小槌で叩かせて戴きました。昔は食事の時とかに鳴らしていたそうです。
尚、寺院の前の道を挟んだ所に20台位停めれる駐車場があります。