賢林寺のお参りの記録(2回目)
愛知県大山寺駅

今日は愛知県小牧市の藤島山 賢林寺にお邪魔して、晋山式に参列して参りました。
今年6月に参拝しておりますが、ご縁があって晋山式に参列させて頂く事になりました。(私自身、晋山式に参列するのは初めての経験。)

天台宗で、本尊は十一面観音。
この本尊・十一面観音坐像は重文です。
また本尊の両脇侍の2躯の十一面観音立像は市指定文化財です。(指定名称は脇侍像(大)と脇侍像(小))
全て秘仏で、基本一般公開はしておりませんが、今日は拝する事が出来ました。(檀家さんでも見た事が無いと仰る方が居ました。)

修験者が奏でる法螺貝により住職らが入場されて晋山式(就任式)が始まりました。最初に本山・比叡山延暦寺からの任命状が渡され、前住職から仏具等の引き渡し、読経があり、焼香等行われました。岡崎・瀧山寺と名古屋・日泰寺の住職からお言葉があり、最後に新住職からのお話がありました。
新住職は福島県の出身で東日本大震災の被災者です。NPO法人を立ち上げ復興に尽力されました。縁があって愛知県に来られて日泰寺の住職を務めておりましたが、また縁があって小牧市藤島地区のこの賢林寺の住職になられました。
私は檀家でも小牧市の住民でもありませんが、新住職に心からエールを送りたいと思います。