賢林寺のお参りの記録(1回目)
愛知県大山寺駅

愛知県小牧市に野暮用があり、近くに寺院がありましたので参拝しました。小牧市でも最西で、西へ数十mの所を南北に流れる川(五条川)を渡れば岩倉市です。
藤島山 賢林寺です。
天台宗で、本尊は十一面観音。
この本尊・十一面観音坐像は重文です。
また他の2躯の十一面観音立像は市指定文化財です。(指定名称は脇侍像(大)と脇侍像(小))
全て秘仏で、基本一般公開はしていません。

1206年の創建と伝わります。火災等により焼失、1570年に再興。春日井市に在る同じ天台宗の密蔵院の末寺であったとの事です。

山門左側に寺号柱と尾張西国観音霊場 第4番札所の柱が建てられています。右側には村社 神明社の社標も建てられていました。先を見ると本堂の右側に社殿もありました。
山門をくぐると正面に本堂、左側に稲荷堂ですが昨年稲荷講を解散し、ご神体は伏見稲荷へ返納したと貼り紙がありました。先には三十三観音堂(石像)、秋葉堂(秋葉三尺坊)、金毘羅堂(金毘羅大権現)です。
本堂はどう見ても閉まっている感じでしたので外で手を合わせました。横には庫裏がありましたが人気を感じませんでしたので、これにて失礼する事にしました。
(こちらは尾張西国観音霊場の札所ですが、尾張西国観音霊場はどうやら現在ほぼ活動をしていない模様です。)