護摩(護摩供)とは、インド言語のサンスクリット語でホーマ(homa)といい、《焚く》《焼く》などの意味のある言葉です。
日本の密教には真言密教(東密)と天台密教(台密)がありますが、当寺は弘法大師空海が開いた真言密教を代々継承しています。
護摩供は真言密教において最高の祈祷法です。
護摩供とは、ご本尊のせんき薬師如来の御宝前に設けられた護摩壇の壇上に香華、五穀、お供物をお供えし、斎戒沐浴し身心を浄めた導師(祈祷師)が真言と印を結び、奉納された護摩木を焚いてお薬師様をご供養することにはじまる、霊験あらたかな厳粛な祈りです。
護摩の炎は智火(ちか)とされ、お薬師様の智慧と慈悲を表し、炎がお薬師様そのものでもあります。
護摩木に記した、奉納者の住所氏名お願い事は、煩悩を表しています。
すなわち護摩供とは、煩悩(苦しみの根源でもあり、幸せへの源泉でもあります)が込められた護摩木を、お薬師様の智慧慈悲の炎で焼き尽くすことで、身心が浄められ、様々な願望が成就する儀式なのです。是非お参り下さい。
お護摩修行時間
午前10時00分
午前11時30分
午後2時00分
※ 開始15分前までに受付にお入りください
注)お護摩祈祷にご参加いただける方は、ご祈祷またはご供養のお申込をされた方と同行者さまに限らせていただきます。