大神神社（花池）のお参りの記録(1回目)
愛知県妙興寺駅

大神神社（おおみわじんじゃ）は、愛知県一宮市にある神社。式内社（名神大）、尾張国一之宮。旧社格は郷社。

創建は不詳。御祭神は大物主神（おおものぬしのかみ）で、大物主神を奉斎する大和国の大神氏（三輪氏）一族が来往して祭祀を担ったとする説、御祭神は大物主神とは別に大美和都禰命があり、大美和都禰命を奉斎する尾張氏が祭祀を担ったという説があるとのこと。平安中期の延喜式神名帳には「尾張国・中島郡・大神神社 名神大」の記載がある。社伝によると、当社の所在地は熱田社（熱田神宮）の荘園で、毎年素麺と蓮を奉納し、「（一宮市）花池」の地名はその名残とするが、これも諸説ある。現在、神職は常駐せず、大神社（一宮市）の兼務社となっている。

当社は、JR尾張一宮駅（名鉄一宮駅）西口から２km弱の、平地の静かな住宅街の中にある。駅にタクシーがいなかったので、軽い気持ちで歩いてみたがさすがに往復はきつかった。一之宮とされているが、境内はさほど広くなく、社殿も大きくないので、小さめの郷社のイメージ。

参拝時は平日の午後、他に参拝者は一人もいなかった。御朱印については、本務社で受けられるが、郵送でも対応しているとの張り紙があった。