千栄院

東京都 錦糸町駅

千栄院は、日蓮宗法泉院の塔頭として、寛永11年（1634年）に創建されました。この寺院の創立者は大厳院日久で、法泉院の一部として重要な役割を果たしています。

当初、千栄院は信仰の中心地としての機能を果たし、地域の人々に親しまれてきました。『小西名鑑』によれば、創立は寛永11年7月で、日久上人の指導のもとで草創されました。

しかし、千栄院は大正12年の関東大震災や昭和20年の東京大空襲により、数多くの建物が失われてしまいました。それでも、寺院は地域の信仰の拠り所として再建を果たし、昭和35年には本堂と庫裡が新たに建設され、再び地域社会に貢献する場所として機能しています。

千栄院と法泉院は、それぞれの歴史を持ちながらも、共に地域の信仰を支え合っています。

正式名：平河山千栄院
東京都墨田区大平にある日蓮宗の寺院で、法恩寺の塔頭である。
明和7年（1497）に法恩寺第3世日喜上人が創建した。
当寺では痰病守護道晴尊の道晴様と呼ばれる像を祀り、たんぼとけ霊場として知られている。

平河山 千栄院(日蓮宗, 1497年)
法恩寺塔頭, たんぼとけ霊場として有名