うおがしすいじんじゃ
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魚河岸水神社は、水神である弥都波能売命(みつはのめのみこと)を祭神として祀る神社です。かつて日本橋に魚市場があった時代、市場の守護神として徳川家の武運長久と大漁安全を祈願するため創建されました。その後、幾度も遷座を繰り返し、現在は築地市場の移転に伴い2018年10月に現在地に祀られています。
● 魚河岸水神社の歴史
魚河岸水神社の起源は、1590年(天正18年)、徳川家康の江戸入府とともに遡ります。森孫右衛門を中心とする日本橋魚市場の開祖たちが、神田明神境内にこの神社を建立しました。その後、1739年(元文5年)には、八代将軍徳川吉宗の時代に魚問屋仲間によって社殿が新築され、大祭も執行されるなど信仰が広まりました。
● 明治時代の変遷と社名の由来
明治初期には、社殿が損壊したため一時的に日本橋長浜町にあった常磐稲荷神社の合殿として祀られましたが、魚市場の関係者の尽力により1901年(明治34年)、神田明神境内に再建され「魚河岸水神社」と改名されました。これにより、日本橋魚市場の守護神としての地位を確立しました。
● 築地市場への影響と神事
市場が日本橋から築地に移転した後も、築地市場内に遥拝所が設置され、魚市場関係者により神事が執り行われました。築地市場時代には、魚河岸会による盛大な水神祭が行われ、伝統的な山車や神輿が華やかさを添えました。
● 魚河岸水神社の文化財
魚河岸水神社には、昭和30年に復元された「加茂能人形山車」という江戸型の山車があります。この山車は中央区民有形文化財にも指定されており、神田祭の期間中に神田明神境内に飾られ、多くの人々の目を楽しませています。その豪華絢爛な姿は、かつての市場文化を色濃く伝えています。
● 現在の魚河岸水神社
2018年の築地市場から豊洲市場への移転に伴い、魚河岸水神社も遷座されました。
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