ふるはまじんじゃ
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野志里神社から西に抜け、古濱神社に初参拝しました。先日参拝した御衣野の式内論社である尾津神社(草薙神社)の山の南にあたります。
高台に位置する社は古社の雰囲気にぴったりです。
由緒書きを読んでビックリ。延喜式内社の佐乃富神社に当たると書いてあります。
根拠を調べてみたら、神社覈録の佐乃富神社の記述がありました
佐乃富は假字也○祭神詳ならず、○溝野村に在す、(考証、俚諺)今八劔宮と称す、
勢陽俚諺に、此村に日本武尊の苗裔とて、草薙忠左衙門と云ものありと云り、連胤按るに、当社は日本武尊を祭るなるべし、考証に、云々、實説素戔鳴尊之霊徳也と云るは、実に從ひ難し、
これは御衣野の尾津神社(草薙神社)にぴったりはまりますね。アレ?と思ったら
多度町史の古浜神社の由緒に記載がありました。
尾津神社は創祀古く、元八剱宮とも称し、佐乃富宮に合祀していたが、後世再び分祀して
旧趾に、日本武尊及び雅武彦命の二座を祀り、草薙神社と称して古振りの宮である。
うーん、とても重要なことがさらっと書いてあるだけではわかりませんね。
比定はなかなか難しいですが、神社覈録に記載があって検討されたのはなぜでしょうか。
江戸時代の久波奈名所図会には佐乃富宮も書かれていたのに。

参道と一ノ鳥居


由緒

延喜式に列する佐乃富宮は、この宮で當。
諏訪神社とも称し、明治四十二年九月二十八日、
字山辺浦山神社、字大杉大杉社、同字宮山社、
字山神堂山神社、力尾山神社、佐軍神社、
字薬師柳社を合せ祀って古浜神社と改称することなり。
同年十一月十二日合祀祭を執行。

石段と二の鳥居


狛犬


拝殿

扁額

神殿

駐車場案内板

バス時刻表
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| 名称 | 古浜神社 |
|---|---|
| 読み方 | ふるはまじんじゃ |
詳細情報
| ご祭神 | 《主》建御名方神、 《合》木之花佐久夜毘売命、品陀和気命、猿田毘古神、火之加具土神、八衢毘古神、八衢毘売神、衝立船戸神、 《配》大山津見神、天之菩毘命、日本武尊、雅武彦命 |
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