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源中稲荷神社について

源中稲荷神社
鎮座地 大泉町大字寄木戸字稲荷林三九七番地
 

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源中稲荷神社の基本情報

住所群馬県大泉町大字寄木戸397
行き方
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名称源中稲荷神社
読み方げんちゅういなりじんじゃ

詳細情報

ご由緒

寄木戸南部の坂本稔康の西に、古くから信仰をあつめている稲荷神社がある。古墳状の塚のいただきに宅相よろしく鎮座している状は、境内の森と調和して、祠こそ小さいが霊験を感じさせる。その昔、この辺に白狐が住んでいて、信者に御利益を授けたという。
 神社南の参道は旧の古海より尾島に通ずる街道で、稲荷様近くは花見街道といって、北側には桜並木が南側には松並木が植えられて桜の名所でもあった。この道を境に南が植松、北が稲荷林と今に名が残る。
 社元の話では、古くは三尺四方の祠だったが、明治二十五年、伏見稲荷より源中稲荷の称号をもらって分祀した社だという。村人はその年に、村中で九尺四方の神社を建ててお祝いし、その後、毎年旧二午の日には多くの信者が四方から参拝にくる様になり、社頭がにぎわったという。
 明治二十五年(1892)より昭和四十七年(1972)まで村中でお祭りしたが、現在は坂本稔康の私祭社である。
 この塚の周りから、正和二年(1313)の板碑が二つ出ているので、創立年代は詳らかでないが正和二年前後と思われる』
(「大泉町誌」より抜粋)

尚、この神社の礎は古墳として認定されている。
古墳名  墳形 規模 所在地 立地 出土品、備考 引用
源中稲荷古墳 円墳 南北25m、東西32m、高さ3.4m 寄戸木字稲荷林甲 洪積台地 大泉町誌
昭和56年の測量調査で円墳であることが確認された。埴輪はみられず7世紀中葉から末期の築造と推定されている。

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