高原社

東京都 日向和田駅

　享保７年（１７２２）に建立されたそうです。「日天社」とも呼ばれ、天照大神と月詠命がお祀りされています。

　車が通れる道から、少し奥に入ったところに鳥居が見えます。

　鳥居の先も苔むした参道が続きます。

　手水鉢に水は張っていませんでした。

　境内の脇を流れる川から水が引かれているので、お浄めすることはできます。

　人はいないのですが、扉に鍵がかかっておらず、中に入ってお参りできるようです。社殿再建の由来が載った新聞記事なども中に掲示されていました。

　社殿は覆い堂のような感じで、中に本殿が鎮座しています。地域の２２軒の氏子が自分たちで作業して平成十一年（１９９９）に再建したそうです。地元に大工さんや左官屋さんや電気の職人さんなど、作業を指導できる方がいたそうです。

　隣の境内社にはお稲荷様がお祀りされています。こちらも平成十一年に新しくされたそうです。

　御神木の杉の木です。町の天然記念物に指定されています。

　町一番の大木で高さは４１メートルあります。