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鳥居の右側に4台ほど

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惣一郎
惣一郎
2022年04月10日(日)
1269投稿

【甲斐国 式内社巡り】

黒戸奈神社(くろとな~)(山梨市)は、山梨県山梨市牧丘町倉科にある神社。式内論社で、旧社格は郷社。祭神は素戔嗚尊。

社伝によると、景行天皇の御代の創建。文武天皇の御代に勅を奉じて黒戸奈神社とし、以後当地を黒戸奈村と称した。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「甲斐国 山梨郡 黒戸奈神社 小」の論社となっており、他の論社としては黒戸奈神社(甲府市)、細草神社(甲府市)、穴切大神社(甲府市)がある。1063年源頼義に心願により社殿を造営があり、その後新羅三郎義光以来鎮護神として崇敬を受けた。江戸時代の1603年、徳川家康より国家祈念社中造営として朱印地2石8斗を寄進された。江戸後期の『甲斐国志』では「唐圡大明神」と記載されている。

当社は、JR中央本線・塩山駅の北西6kmほどの山間部にある。県道沿いの山裾の傾斜地にあって、境内は広くはないが、入口と社殿周りで高低差がある。境内からは山間部の景色が楽しめる。

今回は、甲斐国の式内論社ということで参拝することに。参拝時は休日の午前中で、他に参拝者はいなかった。

黒戸奈神社の建物その他

境内南側から見た境内全景。手前は幹線道路の県道。

黒戸奈神社の建物その他

階段を少し上がったところにある<鳥居>と<社号標>。

黒戸奈神社の狛犬

参道左側の<狛犬>。

黒戸奈神社の狛犬

参道右側の<狛犬>。

黒戸奈神社の鳥居

鳥居の扁額には<唐圡大明神>とある。

黒戸奈神社の建物その他

鳥居をくぐると下の段の境内地がある。参道右側には神楽殿、参集所、臨時授与所がある。

黒戸奈神社の建物その他

参道右側には宮司さんのお宅。御朱印はそちらにて。

黒戸奈神社の建物その他

いよいよけっこう急な階段を登る。

黒戸奈神社の本殿

階段の途中から<拝殿>全景。年季の入り具合が良い感じ。(o^―^o)

黒戸奈神社の本殿

<拝殿>正面。中央上部に「黒戸奈神社」と書かれたシンプルな木製扁額。

黒戸奈神社の本殿

拝殿後ろの高い場所にある<本殿>。一間社流造、銅板葺。

黒戸奈神社の建物その他

拝殿から前方を望む。

黒戸奈神社の末社

社殿の右手に境内が広がっているので右手に進んでみる。まず山側に境内社を発見。

黒戸奈神社(山梨県)

境内社の名称は不明。

黒戸奈神社の末社

平らな場所にも境内社がある。名称は不明。

黒戸奈神社(山梨県)

そばにあった石の大神。

黒戸奈神社の末社

割と新しく見える<祖霊殿>。

黒戸奈神社の景色

祖霊殿の前からの景色。のどかで良い感じ。

黒戸奈神社(山梨県)

上の段の境内の東端にある境内社。名称は不明。

黒戸奈神社(山梨県)

最後に社殿全景。

黒戸奈神社(山梨県)

階段下で発見した「黒戸奈神社」と刻まれた石碑。高低差のあるコンパクトな神社は手軽に景色も楽しめて良いですね~♪ (^▽^)/

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歴史

景行天皇の御宇創立。
文武天皇大宝二年勅を奉じて黒戸奈神社とする。
それよりこの地方を黒戸奈村と称へた。
中古社号黒尸奈の尸に一点を加へ延喜式神名帳に黒戸那神社と記載され後に黒戸奈神社と称するに至る。
延喜年間祈年新嘗の班幣を受け式内社に列せられる。
康平六年源頼義の心願により宮殿の造営あり。
その後新羅三郎義光以来鎮護神として崇敬を受け慶長八年三月一日徳川家康より国家祈念社中造営として朱印神領二石八斗八升を寄進せらる。

(山梨県神社庁の神社紹介ページより引用)

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黒戸奈神社の基本情報

住所山梨県山梨市牧丘町倉科4926
行き方

JR中央本線塩山駅(南口)より山梨交通バス窪平・西沢渓谷線15分、窪平下車徒歩21分
JR中央貧賤塩山駅より車で15分

アクセスを詳しく見る
名称黒戸奈神社
読み方くろとなじんじゃ
トイレなし
御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳なし

詳細情報

ご祭神《主》素盞嗚尊
創建時代702年(大宝二年)
ご由緒

景行天皇の御宇創立。
文武天皇大宝二年勅を奉じて黒戸奈神社とする。
それよりこの地方を黒戸奈村と称へた。
中古社号黒尸奈の尸に一点を加へ延喜式神名帳に黒戸那神社と記載され後に黒戸奈神社と称するに至る。
延喜年間祈年新嘗の班幣を受け式内社に列せられる。
康平六年源頼義の心願により宮殿の造営あり。
その後新羅三郎義光以来鎮護神として崇敬を受け慶長八年三月一日徳川家康より国家祈念社中造営として朱印神領二石八斗八升を寄進せらる。

(山梨県神社庁の神社紹介ページより引用)

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