御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
四天王寺聖徳太子1400年限定御朱印大バナー2024年10月四天王寺聖徳太子1400年限定御朱印大バナー2024年10月
広告

七福神の大黒天とは?三面大黒天や商売繁盛の由来も解説!

最終更新:2024年05月30日(木)
公開:2024年05月29日(水)

「大黒天ってどんな神さまなんだろう?」
「三面大黒天ってなんだろう?」
こんにちは。
2万件以上の御朱印を紹介する日本最大の神社お寺・御朱印の検索サイト「ホトカミ」編集部の本間です。

七福神の中でも、特徴ある姿をしている大黒天(だいこくてん)
どんな由来があるのか、ご利益は何なのか、持ち物にどんな意味があるのか……
分からないことも多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな大黒天についての解説と、ゆかりの神社お寺を紹介していきます。

冒頭では七福神についての解説もしているので、
「七福神ってどんな神さま?」という方もご安心ください。

大黒天に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

この記事の監修

神社お寺の検索サイト「ホトカミ」運営代表

吉田 亮


「100年後に神社お寺を残す」ために月間120万人の神社お寺ファンが使う神社お寺の検索サイト「ホトカミ」を運営する株式会社DO THE SAMURAI代表取締役。
東京大学理科II類入学後、文学部言語文化学科日本語日本文学(国語学)専修課程卒業。
2013年より日本文化や歴史を後世に繋ぐ事業を開始、2016年法人化。
この記事の書き手

ホトカミ編集部 記事ライター

本間 日菜乃


日本は神社お寺のテーマパーク。
これを読んでくださる皆様が、楽しく寺社巡りできる手助けになれば嬉しいです。

    目次

  1. 色々な国の神さまが集まった「七福神」
  2. ご利益は「商売繁盛」 「五穀豊穣」
  3. 特徴は「打ち出の小槌」と「米俵」
  4. 元々はヒンドゥー教の破壊神「シヴァ神」
  5. 三つの顔を併せ持つ「三面大黒天」
  6. 終わりに

この記事は、ホトカミサポーターさんのおかげで公開できました!

〈ホトカミサポーターとは〉
ホトカミの理念に賛同いただける方、ホトカミの今後の展望を応援してくださる方に、
毎月500円からサポートしていただく仕組みです。

いただいたお金は、開発費・人件費・サーバー代など、
ホトカミを安定して運営し、より良いサービスにするために活用させていただきます。
どうか、あたたかいサポートをよろしくお願いします。

詳しく見る ≫

色々な国の神さまが集まった「七福神」

七福神には
恵比寿(えびす)
毘沙門天(びしゃもんてん)
大黒天(だいこくてん)
布袋(ほてい)
弁財天(べんざいてん)
福禄寿(ふくろくじゅ)
寿老人(じゅろうじん)
がいます。

毘沙門天、弁財天、大黒天がインド、
布袋、福禄寿、寿老人が中国、
恵比寿が日本の神さまとなっています。

七福神の詳しい解説は以下の記事で紹介しています。
七福神とは?見分け方やご利益、由来をご紹介

現在でも全国に様々な「七福神巡り」が存在します。
あなたも七福神を祀る神社お寺に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ご利益は「商売繁盛」 「五穀豊穣」

大黒天のご利益は、「商売繁盛」「五穀豊穣」です。
大黒天は、福の神として様々なご利益をもたらすとされています。
特に商売繁盛を願う商家や、
米俵の上に立つお姿から、田の神として五穀豊穣を願う農民たちに信仰されてきました。
このように、大黒天はお金にまつわるご利益がある神様です。
特にお金に関する願いごとがあるという方はお参りすると良いでしょう。

特徴は「打ち出の小槌」と「米俵」

大黒天は、笑みをたたえた優しい表情の神様です。
手には打ち出の小槌と大きな袋を持ち、米俵の上に立っています。

服装は狩衣(かりぎぬ:公家の普段着)で、頭巾を被っており、

この特徴的な姿は、大国主神(おおくにぬし:出雲に大国をつくった神)の姿に由来しています。
※詳しくは元々はヒンドゥー教の破壊神「シヴァ神」の項目で説明します。

頭巾は「上を見ない」という謙虚さを、二つの米俵は「二俵で満足をする」という欲張らない謙虚な心を表していると言われています。

また、打ち出の小槌の「槌」は「土」を表し、万物を生み出す「大地」を意味するものだとも言われています。

元々はヒンドゥー教の破壊神「シヴァ神」


東京国立博物館,Tokyo National Museum『六臂マハーカーラ立像』(東京国立博物館所蔵)

大黒天は、インドの破壊神であるシヴァ神の化身のひとつです。

サンスクリット語では「マハーカーラ」と呼ばれており、
「マハー」は「大」、「カーラ」は「黒」という意味を表します。

シヴァ神が破壊する時にこの姿になると言われ、体は黒色や青黒色で、
現在の優しい表情とは違い、とても恐ろしい表情をしています。

仏教に取り入れられた際にお寺を守る神様となりますが、日本では特に「台所の神様」として伝えられました。

その後、「大黒」と「大国」が同じ「だいこく」という音で通じることから、
日本の大国主神という神様と同一視されるようになります。

その影響で、怒りの表情から現在の優しげな表情へと変わっていったと言われています。

よく目にするまた、ねずみが大国主神を救ったという神話から、子(ね)の日が縁日とされ、
大黒天を祀る「甲子(きのえね)講」が行われることもあるようです。

三つの顔を併せ持つ「三面大黒天」

三面大黒天とは、正面に大黒天、右面に毘沙門天、左面に弁財天 と三つの顔を併せ持った大黒天です。
仏・法・僧の三宝を守っているとされていて、比叡山をはじめ各地にまつられています。

特に室町時代以降に急速に庶民の間にも広まり、篤い信仰をもたらしました。

かの豊臣秀吉も、篤く信仰していたと言われています。

終わりに

ここまで七福神の解説から大黒天のご利益、姿や由来、三面大黒天について紹介しました。

大黒天は多彩な由来のある神様だと感じていただけたのではないでしょうか。

大黒天はお金にまつわるご利益がある神様です。

あなたも大黒天を祀る神社お寺にお参りして、金運招福を願ってみてはいかがでしょうか。

この記事は、ホトカミサポーターさんのおかげで公開できました!

〈ホトカミサポーターとは〉
ホトカミの理念に賛同いただける方、ホトカミの今後の展望を応援してくださる方に、
毎月500円からサポートしていただく仕組みです。

いただいたお金は、開発費・人件費・サーバー代など、
ホトカミを安定して運営し、より良いサービスにするために活用させていただきます。
どうか、あたたかいサポートをよろしくお願いします。

詳しく見る ≫

最新記事

おすすめの記事

最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう

利用開始をもって利用規約プライバシーポリシー
同意したものとみなします。

※購読はいつでも解除できます。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google
Privacy Policy andTerms of Service apply.

御朱印背景