高前寺のお参りの記録(1回目)
山梨県久那土駅

甲斐国三十三観音霊場第29番、河内三十三所第15番札所です。


～甲斐国三十三観音霊場御詠歌～
岩に立つ　鴨狩でらの　高前寺　岩間の道を　わけてやいくらん

高前寺は富士川のカーブの外側に位置していて大きな岩盤の上に有るので岩に立つなのでしょう。鴨狩は地名ですね。岩間も地名と岩の間に掛けているのでしょう。


～河内三十三所御詠歌～
影うつる 空をもあらう 富士川の 清き心に いつかならなん

こちらは地名に掛けるとかではなく、そのままストレートに詠ったのかな。


ここ高前寺に行くには麓まではGoogleナビで簡単だったのですが、そこから先で迷いました。
行くにはトンネルを抜けて最初の十字路を左、その先を左折すると民家の軒先みたいなとこが道になっていていきなり急な上り坂を登り続けるとあります。
岩盤の上に在るんですね。戦国時代には狼煙台があったそうです。

お寺はひっそりとしていてます。若い娘さんに書き置きの御朱印を頂きました。
聞いたところたまに御朱印目的の人が来るそうです。
私みたいな変わった人がいるんですねぇ。