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こうふくじ|浄土宗

光福寺の御由緒・歴史
山梨県 酒折駅

創建時代1095年(嘉保2年)
開山・開基空源法印
ご由緒

岩泉山光福寺は、甲斐源氏の祖である新羅三郎義光が「後三年の役」のとき奥州で戦死した人々を弔うために、嘉保2年(1095)に空源法印を開山として真言宗の岩泉山寂静院を創立したのがはじまりである。

南北朝期の応安5年(1372)に山崩れがあり、堂宇は悉く破壊され、荒廃していたものを天文16年(1547)に武田晴信(信玄)が権少僧都円全を中興開山として再興した。

その後、慶長10年(1605)3月鎌倉から萬誉助往和尚を迎えて翌11年2月知恩院直末に編入、寺号を光福寺として浄土宗に改宗、第一世となる。

その後、たびたび火災などに遭い、現在の本堂は昭和40年(1965)に再建された。その他、国札所、「甲斐国三十三観音霊場」(第二十一番《上の堂》:本尊十一面観世音菩薩、第二十二番《下の堂》:本尊聖観世音菩薩)となっている。また、「甲斐百八霊場」第二番の札所でもある。なお、2つの観音堂は、平成9年に再建された。

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